寸評:「城東BSLプレーオフ準決勝」
11月29日、今季37戦目は城東BSLプレーオフ準決勝、BRAVEさんとの一戦。
中防は、前週に行われた城東プレーオフ2ndステージ(対OCEAN'S9さん)に勝利し、
準決勝に進出を決めた。
2015年度城東BSLの日程最終日まで勝ち残ってプレーできることに喜びを感じるとともに、
「ここまで来たら4年ぶりの優勝を成し遂げたい」、そんな気持ちである。
この緊張感溢れるプレーオフをたくさん楽しむべく、
まずはこの準決勝に勝利し決勝の舞台に立ちたい。
先発は木本。
中防トンネルズの先攻でゲームがスタート。
【戦評】
1回表、
相手投手によるストライク先行の投球の前に三者凡退。
スコア0-0。
1回裏、
2番打者に四球を与えると、二死となった後に盗塁を決められ二死二塁のピンチ。
ここで二塁ランナーが三盗を仕掛けると、捕手から三塁へ送球がショートバウンドとなり、
さらにこれを前に落とせずボールがファールグラウンドを転々。
その間にランナーが還り、1点を先制されてしまう。
スコア0-1。
2回表、
先頭坂内がヒットで出塁するも、後が続かず無得点。
スコア0-1。
2回裏、
二死から2塁打でピンチを迎えるも、次打者を三ゴロに仕留め無失点。
スコア0-1。
3回表、
先頭伊藤が中前ヒットで出塁すると、次打者の内野ゴロの間に進塁し一死二塁のチャンス。
ここで1番堀本が中前に弾き返すと2塁走者が生還し、同点に追いつく。
スコア1-1。
3回裏、
先頭に死球を与えてしまうものの盗塁刺殺にも助けられ、
結果的に3者凡退に抑える。
スコア1-1。
4回表、
先頭坂内がライト前ヒットで出塁し、盗塁を決めて無死二塁のチャンス。
さらに進塁打で一死三塁とすると、ここで6番恵谷がスクイズを成功させて逆転する。
スコア2-1。
4回裏、
一死からヒットで走者を出すと、進塁打とワイルドピッチで二死三塁のピンチ。
しかし、ここは三振で切り抜けリードを保つ。
スコア2-1。
5回表、
二死から走者を出すも無得点。
スコア2-1。
5回裏、
二死から死球で走者を出すも無失点。
スコア2-1。
6回表、
一死から4番坂内のヒットをきっかけに二死二塁のチャンス。
ここで6番恵谷は三遊間へゴロを放つと、ショートが逆シングルキャッチ。
ここで2塁走者が三塁ベースオーバーランしたところを狙われ、三塁へ送球されてタッチアウト
スコア2-1。
6回裏、
二死から四球とランエンドヒット二死一三塁とされるも、
次打者を三振に仕留めてここも踏ん張る。
スコア2-1。
7回表、
一死から8番伊藤がこの日2本目のヒットで出塁する。
ここで代走斎藤、代打岡田を送ると、内野ゴロが進塁打となり二死三塁。
ここで1番堀本がライト前に弾き返すと、2塁走者が生還。
堀本はこの日2本目のタイムリーで、大きな追加点となる。
スコア3-1。
7回裏、
先頭に四球を与えると、内野ゴロが進塁打となり一死二塁。
ここから連続四死球で一死満塁のピンチを招く。
この試合、引分けなら敗退という相手チームにアドバンテージがあるので、
外野は2点目を取られない為の前進守備、内野は1点までOKなので、
二遊間がゲッツーで、ファースト、サードがバックホームという陣形。
ここで3番打者はショートゴロ。
2塁フォースアウトの間に点が入り1点差となる。
二死一三塁となり、次打者を抑えたら勝利、1点取られたら敗退という状況となる。
ここで、4番打者がセンターへ打ち上げると、しっかりキャッチしゲームセット。
息詰まる展開となる中、3-2で決勝進出を決めた。
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【投手】
先発木本は、7回を3安打、8四死球、4奪三振で2失点完投勝利。
振り返ると「8四死球も出していたのか?」という感じで投球リズムは良かったかと。
その要因は7イニング中5イニングの先頭打者を抑えたからであると分析。
毎回走者を背負うも、先頭は出さず、ピンチで粘るという素晴らしい投球でチームを決勝戦へ導いた。
最終回の投球は、前回のことが頭をよぎって緊張してしまったものと思われる。
また同じ状況が来れば、その時も緊張するだろう。
しかし、こればかりはバックを信じて投げつつ、良い結果を残して自ら克服していくしかないと思う。
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【攻撃面】
(GOOD)
●坂内、猛打賞で勝利に貢献
●伊藤、2安打で2得点に絡む
●堀本、2本タイムリーでチームを勝利に導く
●恵谷、スクイズ成功
●中防打線、内野ゴロ進塁打5つ
(課題)
●三遊間の内野安打でオーバーランを狙われてタッチアウト(6回二死二塁)
⇒コーチャーのミス。
詳細はミーティングで述べたとおり。
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【守備面】
(GOOD)
●恵谷、盗塁阻止(3回表、無死一塁)
⇒先頭打者に四球を与えたところなので、とても大きなプレー
●石井、ライトフライ好捕
⇒ポテンヒットを阻止し出塁を防ぐ大きなプレー
(課題)
●三盗時の悪送球により失点
⇒前に落として悪送球をカバーしてほしい
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【まとめ】
攻撃において中防の良さが出た。
四球の無い投手から、ヒットで出塁し進塁打を絡めてタイムリーヒットともしくはスクイズ。
ここぞという場面で進塁打、タイムリー、スクイズが決まり3得点となった。
◆伊藤ヒット⇒石井進塁打⇒堀本タイムリー
◆坂内ヒット、盗塁⇒松田進塁打、恵谷スクイズ
◆伊藤ヒット⇒岡田進塁打⇒堀本タイムリー
進塁打合計5つは必ずしも右方向ではなかったが、ゲッツーが少ない草野球において、
ゴロを転がすことの重要性が顕著にあらわれた。
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【朗報】
●中防さん、城東ベイサイドリーグ2015で準優勝
●メモヲさん、マルチ安打による貴重な出塁で2ndステージに続き勝利に大きく貢献する
●堀本さん、2安打2打点で1番抜擢に応える
●岡田さん、野球をする
●見学者2名、入部を前向きに検討中
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【悲報】
●キモケンさん、最終回にビビる
●坂内さん、とにかく足が遅い
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(記:OG@W@X)
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