第53戦 12月7日(日) 8:00〜 夢の島7面 G−LEAGUE 第8節 VS 海賊王(1勝0敗0分)

TEAM TOTAL
海賊王
中防トンネルズ ×

中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 打点 得点 盗塁 失策
渡邊 昌一 2 死 球 四 球 一 飛   投 飛  
田原 一鳴 7 投ゴ安 四 球   四 球    
  伊藤 友章 9           空三振
阿相 朋樹 5 投 飛 四球@   投併打   投 飛
新川 典幸 3 四 球 四球@   左ゴ安   投 飛
小川 悦哉 6 四 球 空三振   二 飛    
坂内 智洋 4 四 球 四球@     四 球  
齋藤 能之 8 四球@ 三ゴロ     三ゴロ  
古澤 康雄 9-7 見三振 死 球     死 球  
堀本 直輝 1   四 球 右安A   空三振  

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
堀本 直輝 6回 21

海賊王  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
松丸 2-8 三振逃   一 飛     三 飛
上野 8-1 捕 飛   三 飛     一ゴロ
村越 6 捕 飛     投ゴロ   見三振
坂橋 3 空三振     右 直    
国松 1-2   一ゴロ   一ゴロ    
荻原 3   見三振     四 球  
佐竹 4   四 球     空三振  
鈴木 7   空三振     投ゴロ  
海老原 9     中 飛   投ゴロ  

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
国松 1回 13
  上野 5回 18


寸評:「堀本ノーヒットノーラン達成」



冬の寒空の下、この日が今年の最終活動日となる。
海賊王さんとのG−LEAGUEの公式戦が行われた。
このリーグは今年、5試合目、ここまで4勝負けなしできている。
4勝全てが堀本の完投勝利、内3試合は完封勝利、いずれも僅差の試合であり、堀本の好投に助けられて勝ってきている。
今日は、攻撃陣で点を取って勝利を飾りたいところだ。

この試合も先発は堀本。中防の後攻でプレイボール。
1回表、先頭打者をいきなり振り逃げで出塁させると、その後、盗塁と暴投で三塁まで進められるが、後続を抑えて無失点の立ち上がり。

1回裏、中防の先頭渡辺が死球で出塁すると、次の初球で盗塁を決めて二進する。
二番田原一が三塁線に絶妙なセーフティバントを決めて無死一三塁とチャンスを広げる。
その後、盗塁で無死二三塁とし、三番阿相がスクイズを敢行するが、小飛球となり失敗。
三走も帰塁できずにダブルプレーとなってしまい、理想形での先制点とはならず。
その後、相手投手の制球の乱れから、暴投と押し出しにより、この回、2点を先制する。

続く2回裏は相手投手の乱調に助けられ、この回だけで7四死球、さらに九番堀本の二点タイムリーも飛び出し、7点を追加。
一気に試合を決める。

2回以降、堀本は無安打投球を続ける。
球数が多いせいか、決して快調という感じではない。
あれよあれよという間に無安打のまま最終回6回を迎える。
この回もボール先攻の投球ではあったが、二者を打ち取り二死。
最後は相手三番打者にファールで粘られるも、最後は見逃し三振。
ノーヒットノーラン達成となった。

堀本の投球内容は以下の通り。
6回、打者21人、被安打0、与四球2、奪三振6、投球数89

この試合、実はキャップにも登板準備指令が出るほど、序盤から堀本の投球は冴えなかった。
ボール先攻の投球と、球数の多さがその要因と思われる。
しかしながら、ノーヒットノーランはそうそう出来ない快挙であり、何はともあれ達成おめでとう。

一方の攻撃面。
9点は取ったものの、相手投手の乱調に助けられたもの。
アウト15個の内、フライアウトが6、三振が4という内容。
これでは相手のミスを誘う攻撃もできない。

また初回のスクイズの失敗も痛かった。
確かに相手投手の制球が定まらない中の難しい局面ではあったが、決めて欲しかったところだ。

攻撃面で光ったのは、初回の田原一のセーフティバントだ。
初回、無死二塁の局面、試みるのには最適の場面だっただろう。
チャンスを広げて中軸に繋ぐ、という二番の役目を見事に果たした。
田原一には、今日の様に「局面を考えて最適なプレーを選択する」スキルを磨いて成長していってもらいたい。

今年の中防の活動は今日が最後。
来年もみんなで楽しい野球をやりたい。

(筆:キャップ)

MVPポイント
堀本 直輝 ★★ ノーヒットノーラン達成(を感じさせないピッチング)
田原 一鳴 初回チャンスを広げるセーフティーバント

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