寸評:「5年ぶりのベスト4進出!!」
本日1枠目でJ・GANGSさんを撃破し、まずはベスト8進出を決めた。
反対面で行われている、次の対戦相手を決める試合は長引き、遠目でその試合の行方を見ながら次の試合を待つ中防ナイン。
やがて試合は終了し、妹よ…さんが準々決勝に進出した。
妹よ…さんと言えば、忘れもしない2011年の区民大会、ベスト8進出を賭けた5回戦、延長サドンの末、悔しくも敗れた相手だ。
中防としては、絶好のリベンジの機会が巡ってきた。
予定より約20分遅れで、準々決勝の試合が始まる。
中防は1試合目を温存し、満を持してマウンドに上る堀本、妹よ…さんは好投手の門馬投手、両チームエースで挑む。
先攻の中防は、一二番が簡単に打ち取られ早くも二死となるが、三番黒瀬が右前にクリーンヒットを放ち、チームに勇気を与える。
対する、先発堀本も、相手一二番を抑えるが、三番打者に四球を与えると、四番打者に痛烈な二塁打を浴び、二死二三塁のピンチを招く。
しかし、続く五番打者を三振に切って取り、初回を無失点で切り抜ける。
3回表、試合が動く。
先頭の八番小川、九番阿相が連続四死球で出塁すると、一番渡辺が送り、一死二三塁のチャンスを作る。
二番坂内が初球にスクイズを試みるも、相手バッテリーに高めに外されファールに。失敗に終わる。
再びカウントが整ったところで再度試みると、今度は見事に成功。
三走小川に続いて、相手失策が絡む間に二走阿相も一気にホームインし、大きな大きな2点を先制する。
中防は、続く4回表にも満塁のチャンスを作るものの、あと一本が出ず追加点を挙げることができない。
一方の堀本は粘りの投球を披露。
序盤はボール先攻で球数が多かったが、終盤はストライク先行でリズムを取り戻す。
3回以降、相手に三塁を踏ませない投球を魅せ、そのまま最終回へ。
簡単に二死を取るも、三番打者に安打を許し、二死一塁。
ここで迎えるは、前の2打席共に完璧に捉えられている四番打者。
甲子園出場経験もあるという強打者だ。
慎重に投球する堀本は、ボール先攻の投球となるが、4球目。
相手の打ち損じか、内野フライを打ち上げ、遊撃手武田ががっちりキャッチし試合終了。
2−0で中防が逃げ切り、2009年以来、5年ぶり2回目のベスト4進出を決めた。
先発堀本は、6回を被安打2、与四死球2、奪三振5で完封勝利を挙げた。
序盤は我慢の投球を続け、味方に流れを持ってきた。
一方の守備陣は、内野の送球ミスが目立った。
一塁手小川の好捕などもあり、大きなピンチには繋がらなかったものの、一点勝負の試合では致命傷になり兼ねない。
次週はさらに大舞台。当然、さらなる緊張の場面が待っているだろう。
気持ちは熱く、しかしながら頭は冷静にプレーしていきたいところだ。
攻撃面では、ワンチャンスを点に結びつけることができた。
坂内は、スクイズを一度は失敗するものの、二度目をきっちりと決めた。
また、小川、阿相の下位打線が二度ずつ出塁し、下位からチャンスを作れたのも大きかった。
欲を言えば、4回の満塁のチャンスで1点でも取りたかったところだ。
これで区民大会ベスト4進出。
グレイトシャークスさん、クラウディーズさん、新三マンモスさんという、上位常連の強豪チームが勝ち残った。
しかしながら、実力は拮抗、自分達の力を出せたチームが勝ち上がるだろう。
中防は挑戦者。これら強豪チームの胸を借りるつもりで、恐れず、思いっきりぶつかっていこう。
そして、持ち味である全員野球、そして声。
各個人が出来ることを100%やって、束になってかかっていこう。
中防の熱い夏の完結編。
どんな戦いが、そして結果が待っているかが楽しみだ。
(筆:キャップ)
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