第2戦 2月23日(日) 12:00〜 夢の島9面 G−LEAGUE 第4節 VS SUNHIT BBC(1勝0敗0分)
TEAM TOTAL
SUNHIT BBC
中防トンネルズ ×
中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
堀本 直輝 1 二ゴロ   投犠@   四 球 空三振
坂内 智洋 6 中直安   投 飛   空三振 投 飛
木本健太郎 5 三ゴロ   二 飛   四 球  
新川 典幸 9 三ゴロ     遊 飛 空三振  
松田  健 7   三ゴロ   四 球   四 球
町田 知哉 2   見三振   三ゴロ   一ゴ安
小川 悦哉 3   投ゴロ   空三振   投ゴ安
田原 和明 4     右ゴ安   死 球 四 球
齋藤 能之 8     左直2   死 球 三ゴロ
勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
堀本 直輝 31
SUNHIT BBC  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打点 得点 盗塁 失策
中村 6 空三振 中直安     中 飛   死 球
杉村 8 中本@ 中 飛     遊ゴ失   空三振
武田 9 中ゴ安   一ゴロ   中 飛   四 球
上村 2 四 球   遊 直   三ゴロ   中 飛
目黒 7 投併打   遊ゴ失     遊ゴ失  
能見 5   空三振 空三振     左 飛  
和田 3-1   投ゴロ   二ゴロ   空三振  
萄藤 1-3   四 球   左 飛   右 直  
落水 4   左ゴ安   見三振     見三振

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
  萄藤 12
和田 17


寸評:「強豪相手に金星」



今シーズン最初の公式戦は、SUNHIT BBC(SB)さんとのGリーグ。
SBさんは、2013年の第二回足立チャンピオン大会で並みいる強豪社会人チームを撃破して優勝を果たしている。
ユニホームの着こなし、立ち居振る舞いなど、プレー以外の面でもいかにも強そうなオーラが出ている。
(赤いユニホームが強そうに見えるのは筆者だけだろうか・・)
余談だが、筆者は少年野球の監督に「ユニホームは格好良く着なさい」という指導を受けてきた。
云わば見た“目から入ること”。
野球において、意外と重要な要素であると筆者は考えている。

さて、この試合、中防は後攻、先発マウンドには堀本が上った。
初回、二番打者に、左中間を弾丸ライナーで破る本塁打を浴び、先制点を許してしまう。
その後も安打と四球などで一死一二塁のピンチを背負うも、五番打者を投ゴロに打ち取り二塁封殺。
本塁を狙った二塁走者も刺すダブルプレーを成立させ、何とか最少失点に抑える。

1回裏、すぐに点を返したい中防だが、安打で出塁した走者を二塁まで進めるも得点ならず。

堀本は、2回、3回と走者を背負うも無失点で切り抜け、味方の反撃を待つ。

3回裏、先頭の八番田原和が二塁手の横を抜ける安打で出塁すると、続く斎藤が左翼へ二塁打を放ち、無死二三塁のチャンスを作る。
続く一番堀本のところでスクイズを敢行。
打球は投手正面の強いゴロとなったが、幸いにも三走田原和が生還し、1−1の同点とする。
二番坂内もスクイズを試みるが、バッテリーに外され、バットに何とか当てるも投手への小飛球となり失敗。
後続も倒れ、結局この回は1点止まり。

尻上がりに調子を上げる堀本は、味方の失策に足を引っ張られながらも、相手強力打線を封じていく。

5回裏、またも八番田原和が死球で出塁してチャンスを作ると、連続四死球で無死満塁とする。
その後、一死となり、三番木本のところでスクイズを試みるも空振り。
三走が三本間で挟まれ二死となってしまう。
無死満塁から無得点かと思われたが、幸運にも相手投手の暴投により三走斎藤が生還し、2−1と逆転に成功する。

6回裏、先頭の五番松田が四球で出塁すると、六番町田が一塁側へプッシュ気味の見事なバント安打を決める。
続く七番小川の送りバントも内野安打となり、再び無死満塁のチャンスを作る。
すると本日のラッキーボーイの田原和が押し出しの四球を選び、3−1と追加点を挙げる。

最終回、堀本は二人の走者を背負うも無失点に抑えてゲームセット。
3−1で中防が強豪SBさん相手に勝利を飾った。

この試合は、堀本の投球が光った。
初回こそ本塁打による失点があったものの、尻上がりに調子を上げて7回を4安打1失点に抑えた。
7つの三振も奪い、味方の守備のミスをカバーする見事な投球だった。

また、捕手町田のリードも光った。
声も良く出ており、ピンチの時にタイムを取るなど、冷静にチームを引っ張った。

守備陣も、筆者を除いては良く守った。
3つの失策を犯した筆者は猛省。特に2つ目のイージーゴロのミスは痛かった。
幸い失点には繋がらなかったが、こうしたミスをきっかけに失点は生まれるもの。
強豪チーム相手には、失策、四死球など、いわゆる“自滅”をしないことが、好ゲームを展開する絶対条件だ。

一方、攻撃面では多くの課題が残った。
まずは、スクイズの精度が低かったこと。
三度試みて、得点は1点のみ。
堀本の成功も、タイミング的には完全にアウトという、ラッキー成功だった。
試合をこなす中で、早めに試合勘を取り戻し、成功率を上げていきたい。

それと、チャンスでもう一本が出なかったこと。
残塁数8個が物語っているが、3回の無死二三塁、5回、6回の無死満塁のチャンスでいずれも1点止まり。
大量得点のビッグチャンスで、何とも寂しい結果に終わっている。
カーリングのビッグエンドではないが、3点以上取れるイニングを作りたかった。

今年は天候に恵まれず、満足のいく練習が出来ていない。
ただ、野球シーズンは待った無しでやってくる。
城東ベイサイドリーグ、ダウンタウンリーグも間もなく開幕だ。
各自、心と体を公式戦モードにもっていけるよう調整していこう。

(筆:キャップ)

MVPポイント
堀本 直輝 ★★ 強力打線相手に4安打1失点のほぼパーフェクトなピッチング
松田  健 チームのピンチを幾度と救う好守備
町田 知哉 逆転のきっかけを掴むナイスセーフティーバント
齋藤 能之 2塁打1本含む2出塁1得点の活躍
田原 和明 ボールとバットの距離は50センチ離れていたけど何故か3出塁の新ラッキーおじさん

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