第17戦 6月9日(日) 10:00〜 夢の島11面 練習試合 VS 野人(1勝0敗0分) |
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
TOTAL |
野人 |
1 |
0 |
0 |
0 |
2 |
2 |
0 |
5 |
中防トンネルズ |
0 |
0 |
4 |
0 |
1 |
1 |
× |
6 |
|
中防トンネルズ |
|
順 |
名 前 |
守 |
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
打点 |
得点 |
盗塁 |
失策 |
1 |
鈴木 豪 |
7 |
遊 直 |
|
左安@ |
左 飛 |
|
遊ゴロ |
1 |
1 |
1 |
0 |
2 |
伊藤 友章 |
9 |
投ゴロ |
|
死 球 |
|
四 球 |
|
0 |
1 |
2 |
1 |
3 |
古澤 康雄 |
7 |
投ゴロ |
|
右2B |
|
遊 飛 |
|
3 |
0 |
0 |
0 |
4 |
小川 悦哉 |
3 |
|
死 球 |
見三振 |
|
中犠@ |
|
1 |
0 |
0 |
0 |
5 |
松田 健 |
5 |
|
四 球 |
右ゴ安 |
|
四 球 |
|
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
坂内 智洋 |
6 |
|
一ゴロ |
右 飛 |
|
|
三ゴロ |
0 |
0 |
0 |
1 |
7 |
田原 和明 |
4 |
|
遊ゴロ |
|
遊ゴロ |
|
中ゴ安 |
0 |
0 |
0 |
0 |
8 |
田原 一鳴 |
2 |
|
|
左直安 |
投ゴ安 |
|
遊ゴ安 |
0 |
1 |
2 |
0 |
9 |
阿相 朋樹 |
1 |
|
|
左飛安 |
中ゴ安 |
|
投犠@ |
1 |
1 |
0 |
0 |
|
勝敗 |
投 手 |
投球回数 |
打 者 |
被安打 |
被本塁打 |
四死球 |
失 点 |
奪三振 |
○ |
阿相 朋樹 |
7回 |
31 |
7 |
0 |
3 |
5 |
3 |
|
寸評:「決勝のスクイズで苦しみながら勝利」
豊島区一部所属の野人さんとの練習試合。
次の枠で城東ベイサイドリーグの公式戦を控えており、この試合に勝って弾みを付けたい。
中防は後攻、先発は阿相。
初回に二塁打と安打で1点を先制されてのスタート。
3回裏、先頭の田原一の痛烈な左前安打を皮きりに、阿相も安打で続くと、一番鈴木が左前にしぶとく運び同点とする。
さらに死球で満塁とすると、三番古澤が右中間を破る走者一掃の二塁打を放ち4−1と逆転に成功する。
5回表、先頭打者に安打を許すと、一死後、九番打者の遊ゴロを坂内が二塁に悪送球。
送球が外野を転々とする間に、打者走者の得点も許し2点を失う。
5回裏、先頭の二番伊藤が四球を選び、二盗、三盗と進塁すると、四番小川の犠飛で5−3と突き放す。
6回表、二死後に四球と安打で一三塁のピンチを招く。
ここで阿相が得意の一塁牽制で走者を挟むも、挟殺プレーにミスが出て三走の生還を許し、5−4。
さらに、七番打者の痛烈なゴロが遊撃の左を抜けると、そのまま左中間も破る三塁打となり、ついに5−5の同点とされる。
何とか勝利したい中防は6回裏、一死から田原和が中前安打で出塁。
続く田原一の遊撃への内野安打の間に、一走田原和が好走塁で三塁を陥れる。
ここで九番阿相がスクイズを成功させ、再度逆転に成功する。
7回表は、阿相が三人でピシャリと抑え、6−5で逃げ切り勝利した。
課題と成果が多く出た試合となった。
まずは課題から。
5回の守り、遊撃手坂内の二塁悪送球と右翼手伊藤のカバーがなかったこと。
外野手はカバーすべき位置を頭に入れてプレーしなければならない。
これは、プレーに入る前の準備の問題。
「この場面でこういう打球が飛んだらこう動こう」と常に考えて準備をしておくこと。
6回の守り、一三塁での挟殺プレー
遊撃手坂内は一発で一塁走者を殺さなければという意識が強すぎた。
一塁にいた阿相に送球していても十分にアウトにできたと思われるプレーだった。
3回と4回の走塁、古澤と田原一の二三塁間で挟まれての憤死。
その後の大きなチャンスを潰してしまうプレーであり、試合の流れにも大きく影響を与えるため気を付けたい。
そして成果。
チャンスで得点に繋げられたことか。
鈴木の同点打、古澤の走者一掃の二塁打、小川の犠飛、そして阿相のスクイズ。
特に久々のスクイズ成功で、これが決勝点となったことは大きな成果。
そして、攻守にわたる田原一の躍動。
反撃の狼煙を上げる3回の安打を皮きりに、バント安打も含めて3安打の活躍。
ただ、走塁にはまだまだ課題が残る。
特に、3回の安打を放った後のオーバーランが小さすぎたこと。
これは全選手に言えることであるが、安打を放ったらそれで終わりではない。
特にあの場面、@痛烈な打球であったため左翼手がファンブルする可能性があり、A左翼手は待って捕球したため中継までの距離が長く、送球ミスが出る可能性もあった。
相手守備陣が少しでも隙を見せようものならすかさず二塁を陥れてやろう、という姿勢がもっと欲しかった。
ワンプレーで二塁まで進塁できることは、その後の攻撃に大きな効果をもたらすことを理解して欲しい。
つまり、次の打者が1球目から勝負できるのだ。
一塁に走者が留まるということは、次の打者に様々な制約が出ることとなる。
・盗塁のため1球ないしそれ以上の球を見逃す。
・送りバントをする。
・走者を進めやすくするために、右方向を狙ったり、ゴロを転がすため叩きつける等など。
一方、ワンプレーで走者が二塁まで行ければ、次の打者は自由に打つことができる、あるいは次の作戦を初球から敢行できる。
そういう意味で、チームに貢献するビッグプレーとなるのである。
この試合でも、ワンプレーで進塁した好走塁があった。
6回裏の田原和が三塁を陥れた走塁である。
一走だった田原和は、三遊間への内野安打で二進した際に、三塁ベースが空いていると見るや、一気に三塁を陥れた。
これが、次の決勝スクイズに繋がったのだ。
とにもかくにも、苦しみながら勝利できたことが一番の成果か。
次の公式戦に僅かながら、弾みの付く試合となった。
(筆:キャップ)
|
|
MVPポイント |
古澤 康雄 |
★★ |
走者一掃の二塁打を放つ |
阿相 朋樹 |
★★ |
3奪三振を含む完投 |
田原 一鳴 |
★ |
3安打の活躍 |
田原 和明 |
★ |
勝ち越しへのチャンスメイク |
鈴木 豪 |
★ |
1打点と好守備 |
伊藤 友章 |
★ |
2盗塁を含む好走塁 |