第9戦 4月14日(日) 10:00〜 亀戸野球場A面 城東BSL第4節 VS プレジャー(13勝1敗0分)
TEAM TOTAL
プレジャー
中防トンネルズ ×
中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 打点 得点 盗塁 失策
濱田 雅彦 9 捕ゴ失        
  木本健太郎 PH-9-1     右安@ 中 飛  
齋藤 能之 8 投犠打   三ゴロ    
  伊藤 友章 PH-9         空三振
田原 和明 4 二 飛   一ゴロ   右 飛
坂内 智洋 6 三ゴロ     三ゴロ 中ゴ安
松田  健 5   右 直   遊ゴロ 左2@
堀本 直輝 1-9   遊ゴロ   三ゴ失 四 球
阿相 朋樹 3   右ゴロ   左安@ 投ゴロ
渡邊 昌一 7     左 飛 四 球  
田原 一鳴 2     右飛3 死 球  
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
  堀本 直輝 3回 1/3 19
木本健太郎 2回 2/3
プレジャー  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
野中 7-1 三ゴロ   投ゴロ 死 球    
近藤 8 三ゴロ   右飛安 三ゴロ    
石内 6 中飛2   空三振   四 球  
小川 3 遊ゴ安     右飛2 三ゴロ  
園田 4 見三振     三ゴ安 右 飛  
川上 2   遊ゴロ   遊ゴ失   中直安
山本 5   見三振   左直安   三併打
石川 1   中 直   中安@    
  高橋 7           投ゴロ
川内 9     一ゴロ 死 球    
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
石川 3回 2/3 18
  野中 1回 1/3

寸評:「終盤の逆転劇」



城東ベイサイドリーグ第4節、プレジャーさんとの対戦。
プレジャーさんは、チーム事情から一度はリーグを脱退したが、今季からリーグに復帰している。
先日も強豪ミーティアーズさんと接戦を演じるなど、かなりレベルアップをしている印象。
中防は、この試合を落としてしまうと、プレーオフ争いから大きく後退することとなるため、勝ち点2を取りに行きたい。

中防は後攻。先発マウンドには堀本が上る。
初回、順調に二死を取るが、相手三番打者に右中間を破られ、二死二塁とされる。
続く四番打者のショートゴロを遊撃手坂内が追い付くも掴み切れず、ピンチを広げてしまう。
しかし、五番打者から三振を奪い、ここは堀本が踏ん張り無失点。

その裏、一番浜田が相手失策を誘い出塁すると、二番斎藤が送り、一死二塁とする。
しかし、三番田原和、四番坂内が倒れて先制ならず。

続いて試合が動いたのは3回裏。
一死から九番田原一がライトオーバーの三塁打でチャンスメイク。
ここで代打木本が一二塁間をしぶとく破り、欲しかった先制点を挙げる。スコア1−0。

しかし4回表、中防に大きな試練が訪れる。
先頭の四番打者にライト戦を破られ無死二塁とされると、続く五番打者が三塁前にセーフティバント。
この打球が不運にも切れずに、三塁ベースをかする内野安打となりピンチが広がる。
一走の盗塁により無死二三塁となり、六番打者の場面で、プレジャーさんはスクイズエンドランを仕掛ける。
打球はショート正面のゴロ。遊撃手坂内が前に突っ込むも弾いてしまい、二者の生還を許してしまう。
その後も連打を浴び、さらに1点を失う。スコア1−3。
リズムを崩した堀本は、二者連続で死球を与え一死満塁となり、ここで投手を木本にスイッチ。
木本は、二番打者の2球目のスクイズエンドランを察知し、ボールを外すと、三本間で挟んだ三塁走者を殺して二死とする。
二番打者をサードゴロに打ち取り、大量失点となり兼ねない場面を何とか3点に抑えた。

4回裏、反撃したい中防だが、四番、五番が倒れ、早くも二死となる。
六番堀本は何とか相手失策で出塁し、盗塁成功で二死ながら二塁のチャンスを作る。
七番阿相は、追い込まれるも、外角球を逆らわずレフト前に運び1点を返す。スコア2−3。
一走阿相は、二盗、三盗と進塁後、八番渡辺も四球で出塁、盗塁で、二死二三塁とする。
この場面で、リードの大きかった二走渡辺への牽制球の間に、三走阿相が本盗に成功し、遂に同点に追い付く。
さらに相手投手の暴投で、三走渡辺が逆転のホームを踏む。スコア4−3。
この回、二死走者無しから、4点を奪い逆転に成功する。

5回裏にも、二死走者無しから、四番坂内が出塁、すかさず盗塁を決める。
続く絶好調五番松田が放った打球は、左翼手の遥か後方を越える、大きな二塁打となり1点を追加する。スコア5−3。

最終回となった6回表の攻撃も、木本が三人で斬って取り、このまま5−3で中防が勝利を掴んだ。

この試合も、非常に苦しい展開であった。
序盤戦、まさに負のスパイラルとはこういうことだろうか。
良い当たりの打球がことごとく野手の正面をつき、4回表の守りでも不運が続いた。
しかも、本来軸となるべき、投手堀本の突然の乱調と、三番田原、四番坂内の大ブレーキ。

しかし、中防のメンバーは誰一人と、諦めていなかった。
昨年来、ビハインドでの終盤の驚異的な粘りを見せてきていることが自信となっており、全員が逆転を信じていた。
チーム内の雰囲気は良かった。
守りでは外野から渡辺中心に投手や内野陣を盛り立てる声が、攻撃中も誰からともなく点取ろうぜといった前向きな声が聞こえた。
主軸の不調をチーム全体で見事にカバーした。

城東ベイサイドリーグは、これで2勝1敗1分。
まだまだ優勝を狙える位置に踏みとどまっている。
これからも続々と強豪チームとの対戦が待っているが、今日の様な雰囲気の中で、最後まで粘り強く戦っていきたい。

(筆:キャップ)

MVPポイント
木本健太郎 ★★ ピッチングで☆×1 打点で☆×1 途中出場も大活躍!
松田 健 打点で☆ 5回裏の打点はかなりデカい!
田原 一鳴 3塁打で☆ 気合のヘッドスライディング チームを盛り上げる!!
渡邊 昌一 走塁で☆ 色々と考えた走塁に盛り上げる声!モットー!モットー!
阿相 朋樹 打点で☆ 4回裏の打点と走塁!

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