第34戦 10月14日(日) 8:00〜 夢の島8面 城東BSL第10節 VS CLUTCH(5勝2敗0分)
TEAM TOTAL
中防トンネルズ
CLUTCH
中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
齋藤 能之 8 四 球 投ゴロ        
  渡邊 昌一 PH-8         死 球 遊ゴ安
藤本 卓人 6 遊ゴロ   二 飛      
  惠谷 譲司 6-1         四 球 三ゴロ
小川 悦哉 3 三ゴロ   左ゴ安   遊安@  
坂内 智洋 4-9-6 投ゴロ   投ゴロ   右 直  
堀本 直輝 1-9   右直2 二ゴロ   死 球  
松田  健 5   左 直   三ゴ失 一犠A  
古澤 康雄 7   中安@   投ゴ失 捕 飛  
田原 一鳴 2   右直安        
  阿相 朋樹 PH-2       投ゴロ   二ゴロ
濱田 雅彦 9   捕ゴロ        
  田原 和明 PH-4       投ゴロ   投ゴロ
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
堀本 直輝 5回 17
  惠谷 譲司 1回
CLUTCH  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
渡部 光国 8 中飛安   遊ゴ安     中ゴ安
吉田 勝 7 投犠打   一邪飛     三ゴロ
渡辺 一也 6 三ゴロ     中 直   投ゴロ
河原田渓太郎 5   見三振   遊ゴロ    
小松原隆均 1   左 飛   捕ゴロ    
遊佐 和成 3   三ゴロ     遊ゴロ  
高橋 健 2     投ゴロ   右 飛  
千葉 信弘 9     中直2   空三振  
森 裕士 4     見三振     投ゴロ
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
小松原隆均 6回 29

寸評:「城東BSL第10(最終)節」


この日(10月14日)は城東BSL第10節(最終)、CLUTCHさんとの一戦。

城東BSLのプレーオフ進出は既に決定しており、
この試合に勝てば4位、負ければ4位or5位となるのであろう。たぶん。。。
「引分勝ちアドバンテージ」がほしいことと、プレーオフで再戦する
可能性の高いことを踏まえ、勝利でリーグ戦を締めくくりたいところである。

中防は先攻、先発は堀本。

【戦評】
2回表、
先頭の堀本がライトオーバーのツーベースで出塁し、三盗でチャンスを広げると、
7番アニキ(#13)が金本のごとくセンター前にクリーンなタイムリーヒット。
良い形で先取点をゲット。
スコア1-0。

3回裏、
1死後から8番打者にツーベースを打たれると、ショート内野安打と
ワイルドピッチで失点。
スコア1-1 。

5回表、
連続四死球と重盗で無死二、三塁の絶好のチャンスを迎えると、
3番小川がクリーンUFOを放ち、内野安打。
三塁ランナーが生還し勝ち越し。
1死後、死球で満塁とすると、炊ける(#0)はスクイズを成功させ、一気に2者が生還し、
この回、合計3点。
スコア4-1。

6回表、
先頭の渡邊がショート内野安打で出塁し、すかさず二盗。
これがクラッチ守備陣の悪送球を呼び1点を追加。
スコア5-1。

6回(最終回)裏、
惠谷がリリーフ登板。
先頭をセンター前ヒットで出塁させると、暴投等で1点を与えてしまうが、
後続を断ち、5-2で勝利した。

【投手】
先発堀本は、5回を3安打、無四球、3奪三振の1失点。
球威、コントロール共に良く、おそらく今年一番の出来。
なにより無四球であったことが素晴らしい。
リリーフした恵谷は、1回を1安打、1失点。
こちらも球威、コントロール共に良く、安定感のある投球であった。
今シーズンのラストスパートへ向け、二人の好投は好材料。
この調子を維持しつつ、さらなる上昇を期待したい。


【攻撃面】
(ナイスプレー)
・アニキ(#13)先制タイムリー(2回表、一死三塁)

・渡邊の三盗(ダブルスチール)(5回表、無死一二塁)
警戒の解けたスキを見逃さなかった好走塁。

・ツーランスクイズ
炊ける(#0)は、スクイズが難しい満塁という局面できっちり一塁側へ転がし、
小川も良いタイミングで本塁を陥れた。


(課題)
・一塁ランナーがライト前ヒットで三塁へ向かうかどうかの判断 (2回表、一死一塁)
前の試合でも似たようなケースがあったが、一塁ランナーが三塁を狙うかを判断する際、
二塁ベース手前でボールが背中方向の(行方が分からない)場合は、振り返ってボールを
確認するのではなく、三塁コーチャーを見て指示に従うこと。
これは、後ろを振り返ることで走るスピードが落ちるのを避けるためである。

・一死二三塁でのゴロGO(2回表、一死二三塁)
「ゴロGO」という“作戦”を選択した以上、打球がそれと分かった瞬間スタートを切る。
ここまでは良い。ただし、本塁へ突っ込むかどうかはまた別の話である。
キャッチャーゴロと分かった瞬間、突入は無謀なのでストップ、もし戻れない位置まで
出てしまっていたら、挟まれるようにすること。

・一塁コーチャーによる打者走者への指示(2回表、一死二三塁)
打者が内野ゴロ打った場合、通常は「駆け抜け〜!」であるが、
この時のように一塁へ送球が来ない場合、それが判断できた瞬間に、
「オーバラン!」等で2塁を狙わせる声を出すこと。

・タッチアップの構え(5回表無死二三塁)
タッチアップが可能であったかは別として、最低限タッチアップの構えから、
スタートを切り、GO or STOPを判断する局面であった。


【守備面】
(ナイスプレー)
・炊ける(#0)ダイビングキャッチ(1回裏、一死三塁)
トドがグラウンドに打ち上げられたのかと思いきや実はそうではなく、
難しい打球をダイビングキャッチし、三塁走者を牽制しつつ、
一塁手の胸へ送球。そしてドヤ顔。一連の流れが全て完璧であった。
この時のドヤ顔は、中防2012年シーズンのトップに躍り出た(10月14日現在)。
てぃなみに2011年のトップは、城東リーグ決勝戦で見せた
本塁生還時のアニキ(#13)である。


(課題)
・センター前ヒットを後逸(3回裏、無死走者無)
守備位置を前に変えなかったら、突っ込むという選択肢がなかったはずの不運な打球。
とはいえ、結果的には待ちという判断が正しかったということになった。
なお、この時のアニキ(#13)はナイスカバーリング。


【まとめ】
全選手が試合に出場して勝利するという最高の形でリーグ戦を終えた。
その日に集まったメンバーで、どのオーダーが最良であったのか?
それは誰にもわからない。
このCLUTCH戦のスタメンはどうだったのか?
確実に言えることは、「機能した」ということである。
チームの流れが変わってきた。
今年も残すところ2カ月弱、上昇しつつある気運に乗って、
草魂、DTL、城東の3つのタイトルを取るべく、悔いのないプレーをしていきたい。

この戦評はスコアブックが手元に無いので、
重要なプレーに関する記載漏れがあったら申し訳ないです。
何かあればご指摘ください。

(記:OG@W@X)

 

MVPポイント

堀本 直輝★★(先制点につながる二塁打&5回を被安打3無四球の投球)
松田  健★★(5回のツーランスクイズ)
古澤 康雄(2回センターへの先制タイムリー)
渡邊 昌一(足で貢献 2出塁、2得点)
小川 悦哉(2安打2得点1打点)

2012年戦績に戻る

1