第27戦 8月12日(日) 8:00〜 京成鉄橋上流7面 草魂カップ準決勝 VS ザ・ダイナマイツ(1勝0敗0分)
TEAM TOTAL
ザ・ダイナマイツ
中防トンネルズ ×
中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
渡邊 昌一 7 三 飛   四 球   中ゴ安  
田原 和明 4 三ゴロ   死 球   右直安  
小川 悦哉 3 中 飛   三ゴ失   捕 飛  
阿相 朋樹 1   捕 飛 二 飛   遊 直  
坂内 智洋 6   三ゴロ   三ゴロ   右 飛
堀本 直輝 9   二ゴロ   左ゴ安   投 飛
惠谷 譲司 2     四 球 見三振   中 飛
松田  健 5     右 飛 中安@    
齋藤 能之 8     投犠打 三ゴロ    
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
阿相 朋樹 7回 31 10
ザ・ダイナマイツ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打点 得点 盗塁 失策
松原 7 空三振 空三振   右 飛      
  小濱 4             投ゴ安
若林 4-9 中飛2   投ゴロ 左 飛      
  岡松 PH             空三振
細田 8 遊ゴロ   中 飛   左 飛   右飛2
清水 2   中ゴ安 中ゴ安   二 飛   左安@
赤津 3   中飛安 左ゴ安   三 飛    
後藤 9-7   三ゴロ 左直安     右飛安  
早川 1   四 球 三ゴロ     遊 飛  
谷本 5   左犠@   三ゴロ   死 球  
井上 6   四 球   四 球   二 直  
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
早川 6回 25

寸評:「勝てばメダル確定(草魂カップ準決勝)」


日本勢のメダルラッシュに沸いたロンドンオリンピック最終日(8月12日)、
中防にとっては、勝てば銀メダル以上が確定する草魂カップ準決勝だ。
対戦相手は、初対戦となるザ・ダイナマイツさん。
ネットで調べる限りでは、かなりの強豪チームさんであると想像ができ、
厳しい戦いとなることが予想できた。

中防先発は阿相、強豪チーム相手に粘り強いピッチングを期待したい。

【戦評】
1回表、
ヒットと盗塁で一死三塁というピンチで、
相手チームはスクイズエンドランを仕掛けるも、
これがサインミス!?のような感じで、三塁走者を狭殺プレーでアウトとする。
この時、鈍足炊ける(#0)は走者に逃げられそうになりダイビングタッチ!
この回は、幸運にも結果的に三者凡退で抑える。

2回表、
2本のヒットと四球で一死満塁のピンチを迎えると、
レフトへの犠牲フライで先制点を許す。
後続は抑え、スコアは0-1

3回表、
二死から三連打で満塁とされるも、続く7番打者を三塁ゴロに抑え、
この回無失点。
「四球を出すなら打たれた方が良い」の典型的なイニング。
スコアは0-1と変わらず。

3回裏、
3つ四球で二死満塁のチャンスを迎えると、
ワイルドピッチに素早く三塁走者恵谷が反応し、生還。
なおも二三塁という状況で小川の打球は三塁ゴロとなるも、
相手三塁手が満塁と勘違いしたのか、三塁ベースを踏みに行くという
フィルダースチョイスで1点を追加。
なんともラッキーの形で逆転に成功。
スコア2-1。

4回裏、
6番堀本がヒットで出塁すると、盗塁を決め一死二塁のチャンス。
ここで浜辺に打ち上げられたトド、いや炊ける(#0)がセンター前へ
弾き返し、大きな1点を追加。
スコア3-1。

5回表、
追加点加えたすぐ後であるが、阿相のピッチングが冴え、三者凡退。
流れが一気に中防へ。

5回裏、
先頭の渡辺が火の出るようなセンター返しを打ち、
2番田原のところでエンドランのサイン。
しっかりライト前に運びノーアウト一三塁。
完璧な流れからのノリノリの場面!
誰も止めることができない流れとなるが、
後続が倒れ無得点。
(記:まさかず@補欠)

6回表、
ヒットと死球で一死一二塁のピンチとなるが、
続く9番打者の打球はセカンドライナー!
二塁走者戻りきれずにゲッツー成立。
またもラッキー。

スコア3-1のままで迎えた
7回表(最終回)、
二死から二塁打を浴び二死二塁と一発が出れば同点のピンチ。
ここで4番打者の打球は痛烈なレフト前ヒットとなり、
2塁走者生還。
そしてこの時バッターランナーが、レフトから本塁へ送球される
タイミングを狙って2塁へ向かうが、
中防守備陣は返球を7-6‐4と冷静につなぎタッチアウト。
苦しみつつ、なんとか逃げ切った。

【投手】
先発阿相は、7回を10安打、4四球、3奪三振の2失点。
打たれはしたものの、相手の走塁ミスに助けられつつ、
要所を締める粘りの投球であった。
また「牽制球」と「間」で盗塁をさせなかったことが、
2失点で抑えた大きな要因となった。

【守備面】
(GOOD)
・補欠渡辺の守備
安定した守備の背景には、ポジショニングの良さが存在

・炊ける(#0)の安定した送球
先輩タハピ(#3)を真似るかのようなワンバン送球

・小川の声
やらかした後は下を向かずに声を出す\(゜ロ\)(/ロ゜)/


・7-6-4の連携(最後の場面)
渡辺の送球、坂内の冷静な判断、回りの声により成立したチーム守備


(BAD)
・ポテンヒットを2塁打としてしまう(1回表)
原因は、
@守備位置が深すぎた
A取れないという判断が遅かった
Bライトのカバーリングが無かった

・ポテンヒットを4本許す
指示とはいえ、外野の守備位置がちょっと深すぎな印象を受けた。
相手打線のレベルと先発阿相の調子からすれば深めで間違いないが、
ポテンヒット4本は多すぎるというか、防げるのもあったというか。
河川敷の場合、頭を越されても芝生部分が多いため、打球にランが出ず、
早めに追いつけるという特徴があることを認識しておいてほしい。
また、深めに守っている場合は、頭を越されないという安心感を盾にして、
前への打球に対して恐れずにスタート切り、ダッシュしてほしい。


【攻撃面】
(GOOD)
・恵谷の走塁(3回裏)
ワイルドピッチに素早く反応し、同点に追いつく

・堀本安打→二盗成功(4回裏)
簡単に初球や2球目から行かないところは成長したか。

・炊けるタイムリー(4回裏)
大きな1点となった

・渡辺、田原でチャンスメイク(5回裏)
先頭の渡辺が火の出るようなセンター返しを打ち、
2番田原のところでエンドランのサイン。
しっかりライト前に運びノーアウト一三塁。
完璧な流れからのノリノリの場面!
誰も止めることができない流れ
(記:まさかず@補欠)

(BAD)
・積極的な打撃が裏目(坂内、堀本、炊ける)
ミーティングで長い時間を割いた件。
あらためて言っておくが、
積極性は大事で、打ってはいけない場面ではなかった。
しかし、1試合の中で3度失敗してしまった以上、
反省点として、次に活かさなければならない。

・小川の絶対にやってはいけないアレ(5回裏)
反省のため、頭を丸めました。


(まとめ)
この勝利で銀メダル以上が確定した。
ここまで来たら、一番綺麗な色のメダルが欲しい(by澤)。
最高で金、最低でも金(by田村)。
田村でも金、谷でも金(by谷)。
政治家で金(かね)(by小沢チルドレン)。

(記:OG@W@X)

 

MVPポイント

阿相 朋樹(10被安打も粘りの投球で完投勝利)
惠谷 譲司(四球で出塁 & 好走塁で先制のホームイン)
渡邊 昌一(四球で出塁、得点 &5回のセンター返しはナイバッチ)
松田  健(決勝点となる見事なセンター前タイムリー)

2012年戦績に戻る

1