第6戦 4月1日(日) 12:00〜 亀戸球場B面 練習試合 VS 薔薇組(1勝0敗0分)
TEAM TOTAL
薔薇組
中防トンネルズ ×
中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
齋藤 能之 8 空三振   中直安   捕ゴロ  
藤本 卓人 9 見三振   二ゴ失   中飛2  
阿相 朋樹 1 四 球   右安@   空三振  
堀本 直輝 7 空三振   投犠A     見三振
坂内 智洋 4   右 飛 三ゴロ     右ゴロ
松田  健 2   四 球   投ゴロ   二ゴロ
小川 悦哉 3   一飛安   二ゴロ    
古澤 康雄 DH   空三振   空三振    
田原 和明 5   二ゴロ     中本@  
10 惠谷 譲司 6     空三振   三ゴロ  
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
阿相 朋樹 7回 28

寸評:「得意のツーランスクイズ」


4月1日と言ったら、エイプリルフール、そして菊地GMの結婚記念日。
ん?なんかうさん臭い。
なんだか疑念的なものをいだきつつ、この日は練習試合を2試合。
公式戦に照準を合わせた試合をしたいところ。

対戦相手は、メンバー全員が学生という「薔薇組」さん。
みるからに若々しく、個々の能力が高そう。
あ、決して幼稚園児ではない。



【戦評】
中防は1点ビハインドで迎えた3回裏、阿相のの適時ヒットで同点とすると、続く堀本のツーランスクイズで逆転に成功。
5回には田原がソロホームランを放ちリードを広げた。
投げては、先発・阿相が、7回を3安打、無四球、6奪三振で1失点に抑える好投を見せ、今季2勝目を挙げた。



【スコアプレー】
1回表、 1アウト2塁でセンター前ヒットに、センター失策が重なり失点 中防0-1薔薇組
3回裏、 1アウト2、3塁で阿相がライトへタイムリーヒット 中防1-1薔薇組
      1アウト2、3塁で堀本がツーランスクイズ      中防3-1薔薇組
5回裏、 先頭田原がソロホームラン  中防4-1薔薇組



【投手】
阿相は7回を3安打、無四球、6奪三振で1失点に抑える好投。
特に3回以降はボールを低めに集め、被安打0。
かなりバット振れている打線であり、高めのボールは確実に良い打球を飛ばされるので、
阿相にとっては低めに集めるよい練習となった。
またそれが実践できたことは大きい。
なお、影響受けたのか、この日、ホークス新垣も無四球で1658日ぶりの完投勝利を飾った。



【守備面】
・田原2エラー
二つとも難しいバウンドであったが、むりやり前で合わせるか、ちょっと後ろに下がるかの判断を早めにしたい。
田原さんの場合は、前の方がよいかな。全てが前とは限らないところが難しいが、迷ったら前が良いでしょう。
人生も。

・ヨシユキのキファンブル(初回のタイムリーエラー)
捕球していれば、2塁走者は3塁でストップしていたタイミング。
きっちりグラブにおさめよう。
また、失策を肉(リブロース)で解決しようとする姿勢は・・・
熊本県産の馬刺ならよしとする。

・小川送球
相手の胸に投げていた。それだけ。

・外野の声が遅い
外野手(ヨシユキ、藤本)フライが上がった時の声が遅い。
自信を持った声を出すには、守備力(判断力)をアップすることが必要

・ライト藤本の頭をこされた打球(2回)
目測を誤らなければ取れたかな。
打撃は良いのだから、守備がよくなってくると出場機会が増えるよ。
仕事も増えるといいね。

・狭殺で「もらう側」の声、詰め(1回)
坂内追う→ランナー逃げる→阿相、間隔を少し詰めてから呼ぶ→坂内投げる→阿相取ってタッチ
こんな感じなら短時間できれいに決まったかもね。

・3-6-1(4)のゲッツー(7回)
投手のカバーが遅れない限りは投手が入るべき。
セカンドは打球に反応しつつ一塁方向へ動くべきだから、入れる準備をする。



【攻撃面】
・松田盗塁、スタート切れず
無理して切る必要はない。でも、次は切れるように頑張ろう。

(その他、良かったところを箇条書き)
・阿相打撃好調
・坂内打撃好調、ヒット2本損
・ヨシユキクリーンヒット
・堀本スクイズ、阿相二塁から生還
・田原ホームラン
・藤本、2塁打



【声】
・恵谷盗塁時(5回)の相手守備陣の声
5回裏、0アウトで恵谷が出塁し、打者ヨシユキで、
送りバントのサインで2球ボール後に盗塁に切り替えたシーンを思い出してほしい。
恵谷がスタートを切った瞬間、多くの相手野手が「走った!」っておおきな声を出していた。
中防にはあれだけの声は出ないと思うので見習うべき。
送りバントの雰囲気から一転スチールという虚をつくプレーだったけど、相手野手は野球知識が高いから、
「想定の範囲内」って選手がたくさんいたのだろう。
あの瞬間は「全員で1個のアウトを取りに行く」みたいな姿勢を垣間見たような。
以前から感じていたのだが、中防の選手は、まだまだ野球知識が浅いと感じる。
プロ野球や高校野球を見ている人は多いけど、そこから学び、草野球人として実践することができていないような。
自分のプレーに活かせるような視点で野球を見てみることをお勧めする。
たまに変な解説者もいるけどね。

・全体的に声が少ない
亀戸球場のグランド事情は関係なく声が少ないと感じた。
今いる選手の中ではマサカズと町田の二人が一番声が聞こえるかと。
この日はその両名が不参加であった。
どうしたらよいかね。。





【最後に】
若くて動きの良さで勝てない相手に勝利した時ってのは大抵が、
四死球、失策につけ込みつつ、足を絡めつつ、ツーランスクイズ!
なんて展開が多い気がする。
それが中防スモールベースボール(かっこよく言うと)。
つまりは、中防おっさん魂野球。
最近、プロ野球会では「中畑DeNA」が注目されているけど、あれいいね。
中防は昨年の城東王者だけど、横綱ってイメージはキャラ違い。
せこいぜ中防!
これでしょ。中防は。




(記:OG@W@X)

 

MVPポイント

堀本 直輝(ツ−ランスクイズ)
田原 和明(追加点のホ−ムラン)
阿相 朋樹(同点タイムリ−&ナイス・ラン)
齋藤 能之(逆転の口火を切る安打)

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