第2戦 2月17日(日) 13:00〜 私学事業団 練習試合 VS BMナイツ(0勝0敗2分)

TEAM

TOTAL

BMナイツ
中防トンネルズ

中 防

1回

2回

3回

4回

5回

6回

7回

打点

得点

盗塁

失策

打率

渡邊 昌一 8 三 振   遊ゴロ     投ゴロ  

.200  

齋藤健太郎 4-9 三ゴロ     捕内安   三ゴロ  

.200  

阿相 朋樹 1-9-7 中 安     一 飛   右 安  

.667  

小川 悦哉 5 遊 飛     左二@   投ゴロ  

.200  

坂内 智洋 6   右 安   右 飛     三 振

.167  

堀本 直輝 7-1   三 振   二 飛     三ゴロ

.000  

東 謙一郎 3   投ゴロ     投ゴロ   右 安

.400  

幸池 平 2   三ゴロ     三ゴ失   一 飛

.000  

齋藤 能之 9-DH     投ゴロ   中安@    

.333  
10 中川原大慶 DH-1-4 三 振 三 振

.000  
勝敗

投 手

投球回数

打 者

被安打

四死球

失 点

奪三振

球数

備 考

  阿相 朋樹 2回 1/3 11 36 0勝0敗0S 6.00
  中川原大慶 3回 2/3 16 52 0勝0敗0S 0.00
堀本 直輝 1回 24 0勝0敗0S 7.00

寸評:いい試合はするが詰めが甘いトンネルズ


 今年初戦となるミーティアーズさんとの試合を接戦の末惜しくも落としたトンネルズ。今年のスタートダッシュに失敗してしまった訳だが、今年の初勝利を早く挙げるためにも二試合目は是が非でも勝利しておきたいところ。

 対戦相手は二年越しの対戦となるBMナイツさん。二年前公式戦で引き分けた為本日が再試合ということでこの試合の勝者がBM杯??の優勝となると言うことに急遽決定。とかく今年の初勝利を飾るには絶好の舞台が整ったわけです。

 そんな中先発のマウンドに上がるのは友達が全員コワモテの昨年の勝ち頭阿相。やはり今年の初勝利はこの投手によってもたらされるのだろうか。しかし、周囲の期待をよそにアソーは不安定な立ち上がり。先頭打者にカウント1−3からの変化球を中前に運ばれると、2番打者の送りバント、さらにワイルドピッチ、死球などでいきなり1死2,3塁のピンチで打席には4番鈴木さん。立ち上がりに難のあるアソーとしてはここを抑えて波に乗りたいところ。ここはうまく4番打者を変化球で投ゴロに打ち取り3塁Rをタッチアウト。しかし続く5番打者にはまたも死球を与えてしまい2死満塁から6番鬼原さんにセンター前に運ばれてしまい先制を許してしまう。2点目のランナーこそ見事な連携で阻止したものの何とも先行き不安な立ち上がりである。

 先制を許したトンネルズ、2回裏の攻撃は5番の坂内から。中防の要としては1打席でも早く今季初安打を放っておきたいところ。その坂内はフルカウ ントからの6球目をしぶとくライト前へ運ぶ(まぁ俗に言うポテンヒットである) 素直にオメデトウと言っておこう。この男今年もやってく れそうだ。女に溺れなければ……。その後盗塁と内野ゴロの間に走者坂内は3塁へ。8番幸池への2球目に相手チームに痛恨のバッテリーエラーが出て、労せず同点とする。

やはり今シーズンもタイムリーが出なくとも足や進塁打を絡めて得点していく中防スタイルは健在のようだ。

 同点とした直後の3回の守り。ここで最近の中防の悪い癖が出てしまう。そう昨年後半からよく見られるようになった『点を取った直後の失点』である。特にこのイニングの点のとられ方は良くない。四球に始まり、タイムリーエラーでの失点。もはや点数を取られたというより献上したと言うべきか。このような失点が見られる様では勝ち星が遠のいてしまうのは必然か。イニング前に声を掛けているものの惰性となって各々の意識が薄いのか、はたまた意識するあまりにミスを重ねてしまうのか原因は定かではないがトーナメント、リーグ戦を勝ち抜いて行くには改善しなければいけない点の1つであることは間違いない。そしてここで菊地GMが早めの投手交代。正直筆者も序盤から球を置きにきている先発阿相に一抹の不安を抱えていたがそれ以上にそれを察知していた菊地GMは躊躇することなくスパッと阿相を諦めガワラへスイッチ。

投手陣も投げている以上不甲斐ないピッチングは出来ないと、危機感を覚えたのではないだろうか。日本の党首交代もこれぐらい鮮やかにやって頂きたいものである。後を受けたガワラは力のある速球を軸に4,5回とサード小川の怪しげな2バウンド送球などもありながらテンポ良くアウトカウントを重ねていく。

 一方早く同点に追いつきたい中防は最近出席率の芳しくない4番小川の今季初安打&初打点&初長打となるタイムリーで同点。今シーズンの彼もやってくれそうな予感。オンナに溺れなければ・・・・・・

 更に5回には鮮やかなまでのヒットエンドラン(打者ヨシユキは無意識だった模様)が決まり見事逆転!!

 さて、首尾よく勝ち越した中防トンネルズの6回の守り。マウンドには引き続き消防士ガワラ。見事中防に降りかかる火の粉を振り払うことが出来るのか。先頭打者を三振に切って取るも、疲れからか、はたまた勝ちを意識してなのか5,6,7番に三者連続で四死球を与えてしまう。

『またか……』

とナインの脳裏に失点の文字がよぎる。が、ここはなんとかガワラが踏ん張り0で切り抜ける。よくやったぞガワラ。

 初勝利のためにも追加点が欲しいところだが、6回はこの日4本目となるヒットを阿相が放つもののチャンスを作れず最終回を迎える。結末やいかに!!!次号を待て!!!

PS:今季4安打発進の阿相。今シーズンの彼から目を離すな、期待大だ!!男に溺れなければ……

 迎えた最終回のマウンドには2/14バレンタインデーにチョコを渡されずに引導を渡された男こと『堀本』本日ノーヒットの彼はここで抑えられなければ白い灰となることは必至である。その堀本はきわどいコースを突くものの先頭打者を四球で出してしまい、不穏な空気が漂う。続く打者には右前に運ばれ無死1,3塁。ここで打者は途中出場の3番青山さん。2 - 2からの6球目、インコースのストレートに詰まり打球はセカンドへ、セカンドにはこの回から守備についたガワラ。この瞬間皆が思っただろう 。

『やばすぎる……』

ガワラは何とか捕球するも、何故かゲッツーのフェイクを1つ入れ、本塁へ送球。宮城リョータもビックリのフェイクに捕手である筆者も

『なんでやねーん。』

とツッコミ。再三守備隊形を確認したにも関わらずあの謎の行動はもはや事件である。自らの勝ち星を自らの手で消滅させたガワラ・・・・ドンマイ……

君の今日の投球はよかったよ(6回は除く)次回初勝利に期待。

 最終回に追いつかれたトンネルズ。今のトンネルズにこの状況を打開できる力は無く7番東がヒットで出塁するのが精一杯。最終打者幸池が簡単に打ち上げ万事休す。

 またも寸でのところで勝利を逃してしまった訳だが、ここ数試合同じような感じの試合が多いと感じているのは筆者だけであろうか。やはりこういった結果になっているのには必ず原因があるはずだ。なかなか勝利に結びつかないのには何か大きな原因があるのではないだろうか。

それは筆者にも分からないが、今後開幕するトーナメント、リーグ戦で勝ち抜くためにも各々の奮起、更にはチームとしてのレベルアップが必要不可欠である。

 それにしても対戦相手のBMナイツさんは実に基本に忠実で、組織的な野球をしていましたね。見習うところも多くあったのではないでしょうか。

PS:そして堀本は灰になった……

お粗末さまでした。
#6
 

 

MVPポイント

齋藤 能之 ★   ( 幻の決勝打を放つ )

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