寸評:「5犠打」
3月12日、ダブルヘッダーの2試合目は、団chi妻さんとの練習試合。
団chi妻さんは江東区2部に属し、昨年の区民大会では準優勝している強豪チームさん。
当然お互いの存在は知っているところではあったが、割と早くに対戦が実現したといった心境。
この試合は、少し気が早いが区民大会をイメージしつつ臨みたい。
先発は金井。
中防の先攻でゲームがスタート。
【戦評】
1回表、
四球、犠打失、犠打野選で無死満塁のチャンス。
ここから4、5、6番が倒れ、なんと無得点。
スコア0-0。
3回表、
先頭の園田が左中間を破る3塁打で出塁すると、
一死後に4番新川が三遊間を抜けるタイムリーで1点を先制。
スコア1-0。
4回裏、
先頭に左中間への2塁打を浴びピンチを迎え、
一死後にはワイルドピッチと四球で一死一三塁とされる。
しかしこの場面を二飛、投飛と抑え無失点で切り抜ける。
スコア1-0。
5回裏より投手を木本にスイッチ。
6回裏、
一死から左中間2塁打とパスボールで一死三塁のピンチ。
しかし、この場面も遊飛、三振で切り抜けリードを保つ。
スコア1-0。
7回表、
一死から金井が二塁打で出塁すると、ワイルドピッチもあって一死三塁のチャンス。
ここで1番鈴木がスクイズを成功させ貴重な追加点を得る。
スコア2-0。
7回裏、
二死から四球を与えるが、次打者を打ち取りゲームセット。
強豪チームさんとの接戦を2-0で制した。
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【投手】
先発金井は、4イニングを1安打、5四球、4奪三振で無失点。
4イニング全てにおいて先頭を出塁させ、そのうち3イニングが四球というところが反省点。
それでも無失点であったことはとても評価できる。
強豪相手に通用するということが実証されたので、自信を持ちつつ、
課題を克服していってほしい。
2番手木本は、3イニングを1安打、1四球、3奪三振で無失点。
危険な打線を相手に、技術と経験で上手くかわした投球内容であった。
そもそもそのような投球が真骨頂。
相手打線を見ながら、かわす術を繰り出す。
さらに磨きをかけていってほしい。
タイプの違う投手の継投策というものをチームの勝ちパターンに取り入れたい。
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【攻撃面】
(GOOD)
●チームとして5つの犠打を決める
●園田、先制につながる三塁打(3回表)
●新川、先制タイムリー(3回表)
●金井、貴重な追加点につながる二塁打(7回表)
●鈴木、勝利を呼び込むスクイズを決める(7回表)
(課題)
●チャンスでのひと押し
毎回のように先頭打者が出塁し、犠打が効果的に決まり得点圏に走者を進めるも、
合計2得点というのは、あと1本、もうひと押しが足りないということ。
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【守備面】
(GOOD)
●捕手鈴木、投手と呼吸を合わせ、強力打線を封じた
●ショート宍戸、中前へ抜けそうな打球をファインプレー(5回裏)
(課題)
●特にないかな
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【まとめ】
5犠打(送りバント4つ、スクイズ1つ)が良かった。
4つの送りバントは得点に繋がらなかったが、常に攻めているような形が作れた。
相手チームさんの実戦感覚が戻っていなかった感じは否めないが、
強豪チームに勝利できたことは喜ばしい。
「今年も区民大会で上位に食い込むぞ」、そんな気持ちにさせたれた試合だった。
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(by OG@W@X)
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