寸評:「守りからリズム」
7月24日、今季第35戦は江東区区民大会3回戦、
対戦相手はちょんが〜ずさん(江東区3部)との一戦。
来年の江東区民大会のシードチームは、8チームから16チームに変更となった。
ベスト16まであと2勝。
今日はその通過点であり、ここで負けるわけにはいかない。
先発は堀本。
ちょんが〜ずさんの先攻でゲームがスタート。
【戦評】
2回裏、
先頭新川が四球で出塁すると、5番松田がヒットで繋ぎ無死一二塁。
さらにここでワイルドピッチがあり、無死二三塁と先制のチャンス。
ここで6番宍戸がレフト前に弾き返し1点を先制。
続く恵谷の三ゴロが内野安打となり1点を追加。
その後も相手のミスにより得点を加えつつ、3番坂内の2点タイムリーも出て、
この回一挙6点を先制する。
スコア6-0。
4回表、
先頭打者に安打されると、盗塁と二ゴロで一死三塁。
ここで4番にタイムリーを浴び1点を失う。
スコア6-1。
4回裏、
代打の伊藤が死球で出塁し盗塁とボークで一死三塁とするも、
このチャンスを活かせず無得点。
スコア6-1。
最終回となった6回表、
先頭を四球で出してしまうが、後続を抑えてゲームセット。
江東区民大会4回戦進出を決めた。
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【投手】
先発堀本は、6イニングを3安打、2四球、5奪三振で1失点。
ストライク先行でテンポよく投げてゲーム作り、
守備も無失策と良い流れをもたらして。
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【攻撃面】
(GOOD)
●松田、無死一塁からチャンスを広げる安打(2回裏、無死一塁)
●宍戸、先制タイムリー(2回裏、無死二三塁)
●恵谷、走者で次を狙う姿勢を示し、相手の失策を誘う(2回表、打者斎藤の振逃げ時)
●園田、粘って繋ぎの四球を選ぶ(2回裏、一死二三塁)
●坂内、2点タイムリー(2回裏、一死満塁)
(課題)
●6得点後の攻撃が淡泊
⇒これをやってしまうと、相手が強くなるほどに、追いつかれる可能性が高まる
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【守備面】
(GOOD)
●園田、レフトライナーをダイビングキャッチ(1回表、一死走者なし)
⇒試合の流れを引き寄せる非常に大きなワンプレーとなった
●一塁鳥巣、ショートバウンド送球を好捕(6回表、無死一塁)
●投球のテンポの良さに乗っかり無失策
(課題)
●珍しく無かったかな。
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【まとめ】
堀本のテンポの良い投球と園田のレフトライナー好捕が効いている。
守りから流れを作って得点するという典型例といった試合となった。
課題は3回以降の攻撃。
6点はセーフティーリードではない。
次の1点を先に取るという姿勢が重要。
そして本当に取れた場合、勝利がかなり近づくはず。
相手のレベルが高くなればなるほど、
淡泊な攻撃が原因で追いつかれる可能性が高まることを忘れてはならない。
息を吹き返す機会を与えないために、スキを見せずに1点を取りにいき、
本当に取ることが重要である。
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(記:OG@W@X)
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