第7戦 3月20日(日) 8:00〜 京成鉄橋1面 城東ベイサイドリーグ第1節 VS OCEAN‘S9(3勝1敗0分)

TEAM TOTAL
中防トンネルズ
OCEAN‘S9 ×

中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打点 得点 盗塁 失策
堀本 直輝 7-1 空三振   二ゴロ     空三振  
阿相 朋樹 中 飛     二 飛   二ゴロ  
黒瀬 亮太 死 球     捕 飛     右飛2
新川 典幸 遊ゴロ     一 直     右ゴ安
坂内 智洋   投ゴロ     二 飛   左安@
松田 健 5-7   三ゴロ     四 球   三ゴ失
木本健太郎 1-5   右 飛     見三振   三ゴロ
北澤 和樹     三ゴロ   二ゴロ   二ゴロ
齋藤 能之     投ゴロ     投ゴロ 一 直

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
木本健太郎 5回 21
  堀本 直輝 1回

OCEAN‘S9  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
市川 左 直   一 飛   右 飛 中 飛
新岡 四 球     中 飛 四 球  
菅野 1−6 投ゴロ     中 直 遊ゴロ  
牧野 左 飛     左ゴ安   三ゴ失
  吉野 PR-2            
田中 9−1   三ゴロ   右安@   中ゴ安
安島 6−5   捕 飛   左3@   右安@
宮崎 2−3   二ゴロ   右ゴ安   投ゴロ
大塚     遊ゴロ 遊ゴロ    
  小林           死 球
鈴井 3−9     三ゴロ   左ゴ安 遊ゴロ

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
菅野 6回 20
  田中 1回


寸評:「城東ベイサイドリーグは黒星スタート」


城東ベイサイドリーグ(JBL)今季の初戦、OCEAN'S9さんとの一戦。
前日の雨で心配されたが、さすが水捌けの良い河川敷、少し水たまりが残る中、無事に試合が行われた。
JBLでは、2年連続でプレーオフ決勝に進むものの、準優勝に甘んじている。
中防としては、力を入れている公式大会の一つ。
初戦をものにして、今後の戦いに弾みを付けたいところ。

試合は中防の先攻で始まった。
序盤は中防先発の木本、相手先発の菅野投手の投げ合いとなる。
両投手共に打たせて取るスタイルで、3回まで互いに無安打に抑える好投を見せる。

試合が動いたのは4回裏、OCEAN'S9さんの攻撃。
二死から四番打者に安打を許すと、盗塁を決められ二死二塁とされる。
ここで五番打者にライト前に運ばれ、先制点を挙げられる。
続く六番打者にはレフトオーバーの三塁打を浴び、2点目を失う。
さらにワイルドピッチで三走の生還を許し、3点のリードを許す。

チャンスらしい場面を作れない中防は5回表。
六番松田の四球と盗塁で、初めて得点圏に走者を進めるが、後続が倒れて無得点。
思うような攻撃ができない展開が続く。

流れを変えたい中防は、6回裏から投手堀本を投入する。
先頭打者を内野失策で二塁まで進められると、続く打者の安打等で、無死二三塁のピンチを背負う。
続く六番打者にライト前タイムリーを浴び、0−4とされる。
なおもピンチが続き、その後一死満塁とされる。
ここでバックホーム体制での守りでミスが出て、さらに1点を加点され0−5とされる。

粘りを見せたい中防は最終回。
三番黒瀬がライトオーバーの二塁打を放つと、四番新川も安打で繋ぐ。
ここで五番坂内が三遊間を破るタイムリーを放ち、ようやく1点を返す。
続く五番松田の内野ゴロが相手の失策を誘い、さらに1点を返し、これで2−5とする。
なおも無死二三塁のチャンスが続くが、後続3人が倒れて万事休す。

2−5で惜しくも敗戦。
JBLの初戦を勝利で飾ることはできなかった。

2巡目で相手投手を攻略したOCEAN'S9さんと、3巡目でようやく相手投手を攻略した中防。
この差が如実に出たゲームとなった。

中防は、相手投手のシュートボールの見極め、対応が出来ずに凡打の山を築いた。
6回終了まで無安打無得点。
特にボテボテの内野ゴロや凡フライが多く、相手野手陣にプレッシャーすら与えられなかった。
序盤で、もう少し詳細なチームとしての対応策の共有が必要だったものと思われる。

投手の木本は、序盤はテンポ良く試合を作ったが、4回二死走者無しからの3失点が悔やまれる。
相手二番打者から始まった4回裏は、木本の球は殆どの打者に捉えられてしまった。
2巡目以降の組み立ての工夫なども今後の課題としていきたい。

守りの面では、防ぐことができた失点が悔やまれる。
4回裏の3点目のワイルドピッチと、6回裏の失点に絡んだ2つの失策である。
結果論ではあるが、この2失点が無ければ、最終回に2点を加点して1点差。
攻撃の仕方が変わり、逆転のチャンスがあったかもしれない。

特に、この日の様なリードを許す展開の試合では、1点の重みが徐々に薄らいでいってしまうもの。
今日の反省を元に、この様な展開のときこそ、1点の重みを感じ、1点でも失点を少なくしていきたい。
(反対にリードしている展開では、1点でも多く積み上げていくことが重要だ。)

また、外野手の守備位置の問題。
特に右打者の時の右翼手、左打者の時の左翼手のポジション取りに関して。
そうそう逆方向に外野オーバーの打球を打てる打者は少ない。
例え後ろの広い河川敷であっても、恐れずに積極的なポジション取りをしても良いかもしれない。
球場のみならず、芝足の長さ、試合展開、点差、打者のスイングなど総合的に勘案して決める必要があるが。

今季のJBLは、残念ながら黒星スタートとなった。
拮抗したリーグ戦であることから、今季も混戦が予想される。
1点を、そして1勝を大事に積み上げていきたい。

(筆:キャップ)

MVPポイント
なし

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