寸評：「最終調整」 3月13日、2016年シーズン第6戦は、ルージュさんとの練習試合。 城東リーグ初戦を翌週に控えて最後の調整となる試合。 重要な試合に向けて、状態を上げていきたいところ。 先発は堀本。 中防の先攻でゲームがスタート。 【戦評】 1回表、 死球と送りバントで一死二塁とすると、3番坂内の放った飛球はセンター前へ落ち、 二塁走者が生還し1点を先制。 スコア1-0。 1回裏、 二死から3番打者に右中間へ破られると、中継プレーが乱れたことが重なり ランニングホームランとされる。 スコア1-1。 2回表、 無死から堀本、岡田の連続ヒットにワイルドピッチで無死二三塁のチャンス。 一死後、スクイズを敢行するも痛恨のサインミス。 三塁走者がタッチアウトで二死三塁となり、さらに凡退でこの回無得点。 スコア1-1。 3回表、 二死から4番新川が中越えのランニングホームランを放ち1点リードとする。 スコア2-1。 3回裏、 堀本の投球が冴え、三者連続三振。 スコア2-1。 4回表、 エラー、四球と送りバントで一死二三塁のチャンス。 二死となった後、内野安打で1点追加。 スコア3-1。 4回裏、 一死三塁からタイムリーツーベースを打たれると、 その後にタイムリーエラーを犯してしまい、この回3失点で逆転される。 スコア3-4。 5回表、 先頭田原がツーベースを放ち無死二塁とすると、 3番坂内の遊ゴロが悪送球となり同点とする。 スコア4-4。 5回裏、 一死からツーベースを打たれると、タイムリーエラーと被弾で3失点。 スコア4-7。 7回表、 エラーをきっかけに一死三塁のチャンスを得ると、新川がタイムリー放ち2点差に詰め寄る。 その後、死球と失策で満塁とすると、堀本の2点タイムリーで同点に追いつく。 そして二死一二塁となると、9番溝上がレフト前にはじき返し、2塁走者が帰り、 とうとう逆転。 さらには斎藤の2点タイムリーなどで加点し、この回一挙7得点をあげる。 7回裏、 マウンド上には、6回から上がっている守護神岡田。 失策と死球で無死一二塁のピンチを迎えると、次打者にランニングホームランを浴び、 1点差とされてしまう。 しかし、ここから3者を打ち取りゲームセット。 やはり守護神なので、1点差の緊張感があると力を発揮するらしい。 スコア11-10と大味な試合となってしまったが、城東リーグ前の最終調整を勝利で終えた。 -------------------------------------------------------------------------------------- 【投手】 先発堀本は、5イニングを7安打、2四死球、8奪三振で7失点。 強力打線相手に自身の不調も重なりけっこう打たれてしまった。 そんな中、四球が少なかったことは良いこと。 調子が悪くて打たれる日というのは当然ある。 課題としては、打たれたことよりフィールディングにあると思われる。 守護神岡田は、2イニングを2安打、1四死球、1奪三振で3失点。 失策後の後の死球とワイルドピッチが痛かったかな。 とはいえ、きっかけは味方のエラーであるし、 逆転されずにチームを勝利導くところはさすが守護神である。 「自らあえて1点差の状況を作った説」は真実か否か。 -------------------------------------------------------------------------------------- 【攻撃面】 （GOOD） ●新川、流れを引き戻すホームラン（3回表） ●田原、同点に追いつくきっかけとなるツーベース（5回表） ●堀本、同点タイムリー（7回表） ●溝上、逆転タイムリー（7回表） ●齋藤、ダメ押しタイムリー（7回表） （課題） ●サインプレー 　⇒勘違いや、ちゃんと見ないなど ●本塁突入 　⇒コリジョン（衝突）ルール導入でも、捕球にいった捕手との衝突は避けること ●三盗のコツを掴むこと ●無死二三塁や一死二三塁での打撃 　⇒追い込まれても喰らいついて三振は避けること -------------------------------------------------------------------------------------- 【守備面】 （GOOD） ●新川、盗塁阻止（2回表、無死一塁） （課題） ●投内連係 ●長打処理の際はカットまでしっかり返球すること ●外野の大きなフライ 　⇒取れそう -------------------------------------------------------------------------------------- 【まとめ】 課題は上記にあるとおり、攻守ともに本当にたくさん出てしまった。 それらをしっかり修正していきたい。 そんな中で、タイムリーヒットがたくさん出たのは好材料。 今季はここまで6戦して負けなし。 そのうち2試合は終盤に追いついたものである。 今季は粘り強さがあるようだ。 -------------------------------------------------------------------------------------- 【朗報】 ●中防さん、今季6戦負けなし ●守護神岡田さん、1点差から本領発揮 ●DeNA広島オリックスは野球賭博や金銭渡しなし -------------------------------------------------------------------------------------- 【悲報】 ●溝上さん、多くの課題を残し休部 ●堀本さん、3被弾 -------------------------------------------------------------------------------------- （記：OG@W@X）