寸評:「4シーズン振りの優勝!」
ダウンタウンリーグの最終節、ニャンキースさんとの一戦。
ここまで4戦全勝のニャンキースさんに対し、中防はここまで3勝1分の2位に付けている。
しかしながら、この直接対決に勝利することで、自力優勝の可能性をまだ残している。
とにかく勝利することを目指して試合は始まった。
先攻の中防は1回表、簡単に三者凡退に終わる。
1回裏、ニャンキースさんの俊足上位打線に対し、2つの四球と内野安打で、いきなり無死満塁のピンチを迎える。
筆者は昨年の嫌な記憶がよぎったが、先発木本がここから踏ん張る。
相手四番打者を捕邪飛、五番打者を捕ゴロに打ち取り、これで二死。
続く六番打者も投ゴロに打ち取り、絶体絶命のピンチを乗り切る。
すると2回表、中防は先頭の四番坂内が四球で出塁すると、相手の失策と進塁打などで一死一三塁のチャンスを作る。
ここで七番田原がスクイズを決めて、三走坂内が生還し、先制点を挙げる。
(三走坂内は、ここでミートグッバイ。。。その後、無念の途中交代となった。)
さらぶ中防は4回表、相手失策を足掛かりに二死満塁のチャンスを作り、投手の暴投に付け込み、無安打で追加点を挙げる。
5回表には、二死から死球の走者を一塁に置き、五番新川の二塁打でチャンスを広げる。
二死二三塁から、六番木本がきれいにセンターに弾き返し、さらに1点を追加する。
投げては、2回以降立ち直った木本が、ニャンキースさん打線をその後散発2安打に抑える力投。
中防がこのまま3−0で勝利。
2011年以来、4シーズン振りのダウンタウンリーグ優勝を飾った。
序盤こそ不安定な投球であった木本が、見事に立ち直り、終わってみれば3安打完封。
プレッシャーのかかる試合で見事な投球を見せた。
貴重な3点目の追加点となるタイムリーを放つなど、投打で大活躍した。
攻撃面では、少ないチャンスを効率的に活かすことができた。
スクイズ、暴投、タイムリーと大技小技を絡め、チャンスを確実にものにした。
(ただ、スクイズが一度で決められなかったところは課題。)
大事な試合で途中交代となったキャプテンの無念を、チーム全体でカバーしてくれた。
前週に城東ベイサイドリーグを落とし、今シーズン無冠で終わるかというところ、何とか一つタイトルを獲得できた。
ダウンタウンリーグで勝つことは、年々難しくなってきており、今回の優勝は一定の評価ができると考える。
昨年、苦杯を舐めさせられたニャンキースさんに対するリベンジも果たせた。
これで今シーズンの公式戦は全て終了した。
来シーズンは、今シーズン以上の成績を残せるよう、チーム全体の底上げ、レベルアップを図っていきたい。
(筆:キャップ)
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