第29戦 10月4日(日) 8:00〜 亀戸A面 城東ベイサイドリーグ第9節 VS OCEAN’S9(2勝0敗0分)

TEAM TOTAL
OCEAN’S9
中防トンネルズ 2×

中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 打点 得点 盗塁 失策
田原 一鳴 7 投ゴロ   空三振   四 球
阿相 朋樹 9 空三振   死 球   左直安
坂内 智洋 4 見三振   投犠打    
新川 典幸 2   四 球 二ゴ失    
松田 健 5   空三振 三ゴ失    
惠谷 譲司 6   投ゴロ   四 球  
堀本 直輝 1   死 球   見三振  
齋藤 能之 8   投安@   空三振  
伊藤 友章 DH   四 球   空三振  
DF 小川 悦哉 3          

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
堀本 直輝 5回 22

OCEAN’S9  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 打点 得点 盗塁 失策
田中 9 四 球   四 球   遊ゴロ
鈴井 3 投犠打   見三振   左 飛
宮崎 4 四 球   中犠@   中直2
牧野 5 見三振   空三振   三 直
吉野 2 空三振     遊ゴ安  
大塚 8   捕ゴロ   二 飛  
神崎 6   四 球   中安@  
芳川 7   見三振   空三振  
赤坂 1   空三振   右安@  

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
赤坂 4回 20


寸評:「幸運なサヨナラ勝ちで勝ち点12」



晴天に恵まれた日曜日、城東ベイサイドリーグ(JBL)第9節、OCEAN'S9さんとの公式戦が行われた。
中防としては、7月20日以来2ヶ月以上の間、勝ち星から遠ざかっている。
JBLでは、前節の侍戦を落とし、プレーオフ進出に向けて負けられない戦いが続く。
今季のJBLラストスパート、残り3試合を10月に一気に消化する予定で、この試合がその初戦となる。
以降に弾みをつける意味でも何としても勝利が欲しい。

後攻の中防、先発マウンドを任されたのは堀本。
1回表、先頭打者に四球を与えると、けん制悪送球と犠打、四球などで一死二三塁のピンチを招く。
ここで迎える中軸、四番打者、五番打者を連続三振に取り、初回のピンチを切り抜ける。

1回裏の中防の攻撃は、相手投手の切れの良い直球と変化球に苦戦。
2つの三振など、簡単に三者凡退に終わる。

2回表、一死から四球と二つの盗塁で、一死三塁とされるが、ここも連続三振で切り抜ける。

2回裏、先頭の四番新川の四球をきっかけに、二死二三塁のチャンスをつくる。
ここで八番斎藤が放ったぼてぼてのゴロが内野安打となり、欲しかった先制点を幸運な形で挙げる。

3回表、流れに乗りたかった中防だが、先頭打者に四球を与えてしまうと、二盗三盗を決められ無死三塁とされる。
一死後、三番打者に犠牲フライを打たれ、1−1の同点とされる。

3回裏、一死後、二番阿相が死球で出塁すると、犠打と失策で二死ながら二三塁のチャンスをつくる。
ここで五番松田の三塁ゴロが相手失策を誘い、三走阿相が生還し、2−1と勝ち越しに成功する。

4回表、先頭打者を内野安打で出塁させると、盗塁と捕逸で一死三塁とされる。
相手七番打者にタイムリー安打を浴びて2−2の同点とされる。
さらにその後、九番打者にもタイムリーを浴び、2−3と逆転を許してしまう。

4回裏、先頭の六番恵谷が四球で出塁して三塁まで進むも、後続が三者連続三振で倒れ、無得点に終わる。

リーグ規程の時間制限から、最終回となる5回。
5回表の守りを無失点で終え、残り時間僅かの状態で5回裏の攻撃を迎える。
先頭の一番田原が四球で出塁すると、すかさず盗塁を決める。
二番阿相が安打でつなぎ、さらに盗塁も決め、無死二三塁のチャンスをつくる。
ここで三番坂内の打席で最終打者の宣告。
坂内の2球目に仕掛けたスクイズが空振りとなり、さらにこの投球を捕手が後逸。
三走田原に続き、二走阿相まで一気に生還し、4−3。
幸運な形でサヨナラ勝ちとなった。

この試合、互いに点を取り合う展開となったが、時間ギリギリ、土壇場で何とか勝利をつかみ取った。
序盤から粘り強くしのいできた成果が最後に現れたのだろうか。
リーグ戦の混戦状況を勘案すると、形はどうであれ、結果的に勝利を収められたことが非常に大きい。

攻撃面では、6三振を喫するなど、相手投手の切れのある投球に苦戦した。
その中でも四球や失策でチャンスをつくり、得点することができた。
この試合、中防はフライアウトがゼロ。積み重ねたゴロが相手ミスを誘った。
2回裏の斎藤は、ぼてぼてのゴロを一塁への全力疾走でタイムリー内野安打に変えた。
3回裏の新川の二塁ゴロは、しっかりと捉えた鋭いゴロで相手失策を誘った。

また、走塁面では、サヨナラのホームを踏んだ阿相の走塁は見事だった。

一方で、走塁面での課題。
走者の勝手な判断でプレーを“抜いて”しまうことだ。
審判の判定が下るまで全力で、また相手がミスするかもしれないと考えながらプレーをしてもらいたい。

守備面では、毎回の様に走者を三塁に背負いバックホーム体制をとる苦しいものとなった。
投手堀本は、ピンチの場面では三振で何とか踏ん張ったものの、先頭打者に与えた2つの四球は反省点。
また、走者に簡単に二盗三盗を決められる場面が目立ち、走者のケアや二遊間との連携も課題。

3回表の犠牲フライのタッチプレーでの落球など、野手の記録に見えない細かなミスは個々で反省すること。

これでJBLで勝ち点12となった。
プレーオフ進出を確実なものにするためには、あと1が必要だ。
さらに上位を狙うべく、現在暫定1位のワンダーウルフさん、2位のBRAVEさんを“喰い”にいきたい。

(筆:キャップ)

MVPポイント
阿相 朋樹 ★★ 最終回の逆方向へ安打を放ち勝利に貢献
齋藤 能之 先制のタイムリー 俊足披露
田原 一鳴 最終回の四球を選び 俊足披露

2015年戦績に戻るページトップへ

1