寸評:「城東BSL第5節」
4月26日、今季9戦目は城東BSL第5節、CLUTCHさんとの一戦。
CLUTCHさんは新加入の投手を擁し、3戦3勝と首位にいる。
今季は全部で11節ある中、今節と6節のボンバーズ戦は、
前半戦の山場と言える。
なお中防トンネルズは、ここまでの成績は3勝1敗。
先発は木本。
中防トンネルズの先攻でゲームがスタート。
【戦評】
1回表、
連続三振で二死となったあと、連続死球に重盗で二死二三塁のチャンスを作るも、
あと1本が出ず無得点。
スコア0-0。
なお、想定していたとおり、投手はキレッキレのストレートとスライダーを併せ持つ好投手。
1回裏、
3つの四死球で一死満塁のピンチを迎えるも、
後続を抑え無失点で凌ぐ。
スコア0-0。
2回裏、
二死からヒットと盗塁で二死二塁とされるが、無失点で切り抜ける。
スコア0-0。
3回、4回と目立った動きなし。
5回裏、
一死から内野安打、二盗、三盗で一死三塁のピンチ。
次打者を投ゴロに抑え、二死三塁。
続く3番打者を死球としてしまい、二死一三塁となるも、
4番打者を三ゴロで仕留め、ここも無失点で切り抜ける。
スコア0-0。
6回表、
先頭の代打阿相が一ゴロ失策で出塁。
続く2番武田の打球は、センターへの飛球。
すると、太陽が目に入ったのか、幸運なヒットとなり無死一二塁とチャンスが広がる。
3番黒瀬は四球を選び無死満塁とする。
新川倒れて一死満塁となると、
5番坂内の初球にスクイズを敢行、これがワイルドピッチとなり、
思わぬ形で先制点が入る。
※なお、走者がスタートしていたので記録はトリプルスチール
なおも一死二三塁という状況で、坂内はレフト前に運ぶと三塁走者が還り2点目。
盗塁を成功させ、一死二三塁とすると、
6番松田もライト前へ運び、一者生還で3点目。
ワンチャンスをものにして、3点のリードを奪う。
スコア3-0。
6回裏、
先頭にヒット打たれると次打者に死球で無死一二塁のピンチ。
しかし、後続を抑えて得点を許さず。
スコア3-0。
7回裏、
最後は三者凡退に抑えてゲームセット。
とても厳しく緊迫感のある試合となったが、勝利で終えることができた。
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【投手】
先発木本は、7回を3安打、6四死球、1奪三振で無失点。
6四死球と制球に苦しみ、毎回走者を背負う投球となったが、
粘りの投球で完投完封勝利となった。
特に初回と6回のピンチを凌いだことが大きかった。
捕手新川の好リードにも助けられた面もあると思われる。
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【攻撃面】
(GOOD)
●坂内、好投手から2点目となるタイムリーヒット(6回表)
●松田、好投手から3点目となるタイムリーヒット(6回表)
●黒瀬、4個の盗塁を決める
(課題)
●ランエンドヒット
監督の意図を汲み取りつつ、上手く対応を
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【守備面】
(GOOD)
●一塁手松田、悪送球を候補(3回裏、6回裏)
●全体として、プレッシャーのかかるピンチの場面を無事にこなしていた
(課題)
●打者との勝負や攻め方について、内外野の意志疎通
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【朗報】
●中防さん、トリプルスチール成功
https://www.youtube.com/watch?v=4tXpjyUfAE8
●おかわりさん、森HRの後に最高の笑顔
http://livedoor.4.blogimg.jp/rock1963roll/imgs/6/0/609ef05c.gif
●カラバイヨさん、バットを折りながらHR
http://p.jlab2.net/s/1431080606779.gif
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【悲報】
●木本さん、ストライクになるスライダーを避けまくる
●堀本さん、グラウンド取得できず
●フランシスコさん、2軍落ち(gifあり)
http://livedoor.4.blogimg.jp/nanj_bom/_f/n-image/20150506_furan.gif
http://livedoor.4.blogimg.jp/nanj_bom/_f/n-image/20150506_furan2.gif
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【まとめ】
あえてピックアップしたいのは、リョータの盗塁。
初回に二盗、三盗と決めたやつ。
あれで相手投手に、「走者出すとイヤだな」と思わせることができた気がする。
そして後に訪れた6回表のチャンス。
無死一塁や無死一二塁の場面は、けっこうプレッシャーがかかっていたのではないだろうか。
実際のところ、無死一二塁のまさにリョータの打席ではボールが先行し、四球が取れた。
結果としてチャンスが拡大した。
とても素晴らしい盗塁(走塁)であった。
もう1つは一死満塁でスクイズのシーン。
監督代行として、サインを出したことは、間違いではないと思っている。
詳細は省くがあの場面を推測すると、
相手投手は事前に「スクイズがあるチーム」聞かされていたが、あの場面では頭になかった。
そして、動いたのを見て慌てて外して、捕手が止め切れずにワイルドピッチになった。
そのように思っている。
城東リーグのチームは中防の手の内を知っている。
しかし、我々は手の内を知られていることを知っている。
そしてこの戦評もHPに公開される。
それを上手く利用して、監督や選手がとるべき行動をとれば問題ない。
チーム内で意識の統一をはかり、常に機動力で相手にプレッシャーをかけ続ける。
これが中防野球だと思っている。
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(記:OG@W@X)
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