第36戦 10月28日(日) 8:00〜 江戸川病院前15面 ダウンタウンリーグ第4節 VS 蔵前ライツ(9勝3敗4分)
TEAM TOTAL
中防トンネルズ
蔵前ライツ
中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打点 得点 盗塁 失策
惠谷 譲司 2-1 遊ゴロ   左直2   空三振   中ゴ安
阿相 朋樹 9-2 一ゴロ   投 飛     空三振 左直安
坂内 智洋 4-9-4 中直安     投ゴ安   二ゴ失 中 飛
小川 悦哉 3 捕 飛     三ゴロ   二 飛  
堀本 直輝 8   空三振   中安@   四 球  
松田  健 5   遊ゴロ   二ゴロ     右直安
古澤 康雄 7   一ゴロ   三ゴロ     空三振
田原 和明 6     中 飛   見三振   空三振
木本健太郎 1-4     中直安   二ゴロ   中安@
  齋藤 能之 PR-9              
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
  木本健太郎 2回 12
  惠谷 譲司 5回 20
蔵前ライツ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打点 得点 盗塁 失策
斉藤 5-4 遊ゴロ 左飛安     投 飛   一 飛
明石 9 中 飛 三ゴロ     四 球    
  津野 PH-9             中 飛
仙頭 6 右飛安   左 飛   左ゴ安    
江波 2 左ゴ安   死 球   空三振    
DH 中安@   投ゴロ   中 直    
佐藤 7 右安@   左飛安     中 飛  
池田 4-1 中 飛   三ゴロ     左ゴ安  
種市 3   四 球   右ゴロ   投犠打  
平野 1-4   二 飛   一 飛      
  斉藤 PH-5           一ゴロ  
10 宇田川 8   左 飛   一ゴロ     左 飛
勝敗 投 手 投球回数 打 者 被安打 被本塁打 四死球 失 点 奪三振
  平野 4回 17
  池田 3回 14

寸評:「DTL第4節」


この日(10月28日)の1試合目はDTL第4節、蔵前ライツさんとの一戦。

1週間前のDTL第3節(トップガン戦)に痛い負けを喫し、後のない中防。
DTL優勝のシナリオは、蔵前ライツさんとの直接対決で相手に土をつけ、
勝ち点で並び、(最終戦を勝利しつつ)前年度順位の優位性をもって優勝!
ということになる。
負けはおろか引分けも許されない一戦。
ライツさんは能力の高い若手を補強して戦力アップしており、
厳しい戦いが予想された。

先発投手は木本、中防の先攻で試合はスタート。

【戦評】
1回裏、
幸先良く二死とした後、3番打者から4連打を浴び2点を先制される。
恐るべし、ライツ若手打線。
スコア0-2。

3回表、
一死から木本がセンター前ヒットで出塁すると、
1番恵谷がレフトオーバー2塁打で一死二三塁とチャンスを拡大。
続く阿相の打席でスクイズを敢行。
しかし、投手への小飛球となってしまい、三塁ランナー戻り切れずゲッツー。
得点チャンスを逃してしまう。
スコア0-2。

4回表、
先頭坂内のバントヒットをきっかけに一死三塁のチャンス。
ここで堀本がセンターへタイムリーヒットを放ち、1点を返す。
その後、堀本は盗塁を決め、チャンスを拡大するも後続は倒れ
この回は1点止まり。
スコア1-2。

6回表、
エラーと四球で二死一二塁のチャンス。
ここで2塁走者坂内がモーションを盗み三盗試みたが、
相手捕手迷わず2塁へ送球。後に続いた1塁走者が刺されてしまい、
得点チャンスを逃してしまう。
スコア1-2。

7回表、
最後の攻撃となるこの回、優勝へ向けて引分けすら許されない中防は、
2点が必要となる。
先頭の炊ける(#0)がライト前で無死一塁とする。
しかし、後続が2者連続三振となり絶体絶命。
なお、この間に炊けるは盗塁を決めており二死二塁。
ここで木本がセンター前へ弾き返し、同点に追いつく。
スコア2-2、二死一塁。
なんとかあと1点が欲しい場面で、恵谷、阿相が連続ヒットで続き、
二死満塁とする。
しかし、次打者坂内はセンターフライに倒れ、この回1得点止まり。
この時点でDTL優勝が消滅。

7回裏、
三者凡退に打ち取りゲームセット。
緊張の糸を切らさず、引分けでゲームを終えた。


【投手】
先発木本は、2回を5安打、1四球の2失点。
ボールのキレが無かったのか、相手打者との相性が悪かったのかは、
筆者に分からない。
ストライクは先行していたし、アンラッキーなヒットもあった。
切り替えて次戦に向けて調整してほしい。

リリーフした恵谷は、5回を3安打、2死四球、2奪三振の無失点。
試合序盤からの継投という難しい仕事を上手くやってのけた。
ワンサイドゲームになる可能性もあったところで、流れを止め、
さらに引き寄せた。
城東で優勝を目指すには、ダブルヘッダーは避け通れない道。
課題は当日にグラウンドに来れるかどうか。。

【攻撃面】
(GOOD)
●坂内のバントヒット(4回表、無死走者なし)
1得点目のきっかけを作った。

●堀本、タイムリー(4回表、一死三塁)
しょぼい4番をカバー。

●堀本、二盗成功(4回表、一死一塁)
相手捕手のレベル等、難しい局面であったが決めた。
筆者はベンチで見ていて、リスクを取って狙ってほしいと思っていた。
おそらく監督もそうであろう。
打者炊ける(#0)も打席でその意識があったのであれば、オシャレな話だ。

●最終回に4安打(7回表)
みんな頑張った。意地見せた。

(課題)
●スクイズ失敗(3回表、一死二三塁)
1回目のファールの方が気になるシーン。
ランナーの見落とし?

●重盗失敗(6回表、二死一二塁)
二塁走者の動きを意識すること、
レベルの高い捕手は、二塁への送球があることを認識すること。

【守備面】
(GOOD)
●ライトゴロ(4回裏、無死走者なし)
先頭打者の出塁を防いだ。
またライト坂内が見慣れてきた(・_・;)

●アニキ(#13)、8度の守備機会をこなす
特に、5回裏一死二塁のレフト前ヒットでは、カットまで好返球。
金本よりも。
試合後のコメント、
「今日、スゲー飛んできた。。」

(課題)
●外野の守備位置(1回裏)
芝生の特性等を踏まえ、下がり過ぎないということで結論。

●レフト前ポテンヒット(6回裏、一死)
重要なことは、
・自分が取るという強い気持ち
・後ろの選手の声
・周りの声(自分は取れないが、チームとしてアウトを取りたいという気持)

この時の局面、レフトとショートが不慣れな選手であった点も踏まえ、
センター堀本の声がほしかったかな。


【総評】
中防トンネルズの2012年シーズンも残りわずか。
城東、草魂、DTLと3つのタイトルを狙える中、1つのタイトルを逃した。
この現実を受け止めなければならない。
中防はほぼ毎年DTLで優勝していたのに、今年は蔵前ライツさんが中防を上回り優勝した。
つまり、ライツさんは中防以上に努力をしたのであろう。
勝って「たまたま」と言って謙遜するのは良いが、負けて「たまたま」はただの言い訳。
「悔しいから次頑張ろう」、「来年は優勝するぞ」、みんな想っているだろう。
ただし、想うだけなら簡単だし、想うだけで優勝は奪い返せない。
その「想い」からどう「行動」に移し、勝利に繋げていくのか?
そこが重要。
個人として、チーム全体として、想って、行動して、勝利して、
失ったものを奪い返そう。

(記:OG@W@X)

 

MVPポイント

なし

2012年戦績に戻る

1