第57戦 11月27日(日) 10:00〜 江戸川病院前13面 練習試合 VS 破天荒(3勝1敗0分)

TEAM TOTAL
破天荒
中防トンネルズ ×

中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
堀本 直輝 9 右ゴ安 遊ゴロ     二ゴロ  
園田 千晴 7 四 球   四 球   中安@  
黒瀬 亮太 6 一 直   三 飛   右3@  
坂内 智洋 4 遊ゴ@   四 球   右安@  
宍戸 大悟 5 三ゴロ   投 飛   空三振  
木本健太郎 DH-1   空三振   二ゴロ 遊 飛  
大橋 脩平 2   左ゴ安   投 飛   右 飛
松田 健 3   二ゴロ   二ゴロ   二ゴロ
齋藤 能之 8   四 球        
  田原 一鳴 8         四 球 一ゴ安
10 金井 海聖 1-DH   右2@     一ゴ失 空三振

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
  金井 海聖 16
木本健太郎 15




寸評:「亮太の引退試合」



黒瀬亮太が、仕事(転勤)の都合上、中防での活動が本日で最後となる。
本日の2試合が実質的な引退試合となる。
黒瀬は、2013年2月に入部以来、参加率こそ低かったが、近年は三番遊撃手を任され、攻守で大活躍を見せた選手。
彼の活躍のお陰で勝利した試合は数知れずである。
そんなチームの功労者の最終戦。
黒瀬自身の活躍、そして勝利をもって送り出したい。

対戦相手は、ここ最近、懇意にしている破天荒さん。
マナー良く、そして強い、引退試合には申し分のない相手である。
中防の先発投手は金井。
1回表、金井が2つの三振を奪うなど、相手打線を三者凡退に抑える。
1回裏、先頭の一番堀本が安打で出塁すると、園田が四球で繋ぎ、無死一二塁という絶好の場面で、三番黒瀬の第一打席を迎える。
黒瀬は初球を捉えるも、惜しくも一塁正面の一塁ライナーで倒れる。 その後、重盗で一死二三塁とチャンスを広げると、四番坂内の内野ゴロの間に1点を先制する。
続く2回裏、七番大橋の安打をきかっけに二死一二塁のチャンスを作る。
ここで十番金井が右中間を真っ二つに破る二塁打を放ち、1点を追加する。
3回までスイスイと快投を続けていた金井であるが、4回表に破天荒さん打線に捕まる
。 一死から失策の走者を許すと、四番打者に左翼を深々と超える三塁打を浴び、1点を失う。
その後、二死とするも、六番打者に左翼前に運ばれ失点。2−2の同点とされる。
すぐに勝ち越したい中防だが、4回裏は簡単に三者凡退で終えてしまう。
流れが相手に傾きかけたところで、投手を木本にスイッチ。
木本は、連続三振を奪うなど、相手打線をしっかりとゼロに抑えて攻撃のリズムをもたらす。
5回裏、先頭の九番斎藤が四球で出塁すると、すかさず二盗を決める。
十番金井がバントをするも、投手前の強い打球は三塁封殺の餌食
しかしながら、相手投手が三塁へまさかの悪送球で、二走斎藤が生還。
その後、一死三塁とし、二番園田が綺麗に中堅前に運び2点目。
さらに一死一塁、ここで三番黒瀬の最終打席が回ってくる。
この日、前の試合を含めて、ここまで無安打。最後に黒瀬らしい打球を見たいところ。
1ボールからの2球目を叩くと、糸を引くような打球が右翼手の頭上を越えていく。
最終打席で劇的な本塁打か?と思われたが、惜しくも三塁ストップ。
漫画、第三野球部の主人公、檜あすなろは言った。
『三塁打が一番カッコいい。だって本塁打は打ったらベンチに下がっちゃうけど、三塁打は塁上でキラキラ輝いているでしょ?』
この黒瀬のタイムリー三塁打で、一走園田が生還し、この回3点目をあげる。

なおも一死三塁で迎えるは四番坂内。三走黒瀬を何とか還したいところ。
3球目にスクイズを試みるも惜しくも失敗。
それでもその後にしぶとく右翼前に運ぶタイムリーを放ち、三走黒瀬が生還。
この回4点をあげ、6−2と突き放す。

このまま逃げ切りたい中防は6回表。
先頭の三番打者が中堅へ抜けるかというライナー性の打球を、遊撃手黒瀬が横っ飛び。
華麗なダイビングキャッチでアウトにする。
しかしその後、四番打者に左翼手の頭を深々と越される本塁打を浴び、これで6−3。

続く7回表。
先頭打者を失策で出塁させると、一死から連続長短打に外野手の失策が絡み2点を失う。
なおも一死二塁のピンチが続くも、木本が後続を何とか打ち取りゲームセット。
中防が6−5で逃げ切り、勝利した。

最後は冷や汗ものであったが、黒瀬の引退試合を何とか勝利で飾ることができた。
黒瀬自身も攻守に大活躍であった。
戦友との別れはとても寂しいものだ。
彼は転勤先でも野球を続けるとのこと。
息子さんの目にその雄姿を焼き付けられるまで、バリバリの現役で頑張ってもらいたいものだ。
(筆:キャップ)

MVPポイント
金井 海聖 2回のタイムリーツーベースヒット
堀本 直輝 1回の先頭でクリーンヒットを打ち流れを呼んだ
黒瀬 亮太 タイムリーヒットスリーベースヒットと6回の好守
園田 千晴 中押しとなるタイムリーヒットを打つ
大橋 脩平 クリーンヒットと巧みなリードで投手を支えた

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