第42戦 9月4日(日) 8:00〜 夢の島3面 城東ベイサイドリーグ第8節 VS BRAVE(2勝1敗1分)

TEAM TOTAL
中防トンネルズ
BRAVE ×

中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打点 得点 盗塁 失策
堀本 直輝 中直安   二ゴロ   三ゴロ   空三振
阿相 朋樹 見三振     二ゴロ   空三振  
坂内 智洋 投ゴ失     捕 飛   四 球  
新川 典幸 遊ゴロ     四 球   投 飛  
松田 健   左ゴ安   右2@   捕 飛  
宍戸 大悟 DH   投 直   空三振     一ゴロ
鈴木 圭悟   二 飛     左 飛   死 球
木本健太郎     二飛安   投ゴロ   中2@
齋藤 能之     遊併打   遊ゴ失    
  田原 一鳴 PH         空三振    
  小川 悦哉              

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
木本健太郎 25

BRAVE  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
猪股 遊ゴ失 空三振   遊 飛    
中山 中3@ 空三振     遊ゴロ  
坂部 1−6 左2@   投 飛   左 飛  
人見 四 球   一 飛   投ゴロ  
山辺 一ゴロ   一 飛     右 飛
吉田 6−1 投ゴ@     一 飛   三ゴロ
坂佐井 投ゴロ     四 球   投ゴロ
土井 遊ゴロ     右直安    
磯野   右飛安   一ゴロ    

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
坂部 15
  吉田


寸評:「初回の攻防で雌雄決する」



城東ベイサイドリーグ(JBL)の第8節、BRAVEさんとの一戦。
中防はここまでJBLで5勝2敗。
プレーオフのボーダーライン上にいるBRAVEさんを叩き、プレーオフ進出をより確実なものにしたいところ。

先攻の中防は、一番堀本が右中間への安打で出塁すると、すかさず二盗を決めてチャンスを作る。v 一死後、三番坂内のスピンのかかった打球が相手投手の失策を誘い、一死一三塁とチャンスを広げる。v その後一死二三塁とし、ここで四番新川を迎えるが、内野ゴロで三走堀本が本塁タッチアウト。
続く松田の打席で、一走新川のスタートをきっかけに三走坂内が本塁突入を試みるが、三本間で挟まれ敢え無くタッチアウト。
中防は初回のビッグチャンスを潰してしまう。

中防の先発投手は木本。
1回裏、一番打者を失策で出塁させると、二番打者に右中間を深々と破られる三塁打を浴び、先制点を許す。
続く三番打者を浅い左翼飛に抑えたかと思いきや、左翼手が追い付けずにポトリ。三走に2点目のホームを踏まれる。
その後、一死二三塁となり、六番打者のボテボテの投ゴロが不運な野選となり、さらに1点を献上。
初回に計3失点と、中防は苦しい立ち上がりとなる。

重たいビハインドを背負った中防は、反撃したいところだが、走者は出すも得点できないもどかしい展開が続く。

2回表、先頭の五番松田が安打で出塁するも、続く打者の併殺打でチャンスを潰し無得点。

3回表、先頭の八番木本が安打で出塁するも、前のイニングに続き、次打者の併殺打でチャンスを広げられずに終わる。

先発木本は、2回以降は安定した投球で応戦し、味方の反撃を待つ。

中防は4回表、二死から新川が四球で出塁すると、すかさず二盗を決めて一打で得点できる状態を作る。
続く松田が右翼への二塁打を放ち、二走新川が生還し、ようやく1点を返す。

6回表には、一死から四球で出塁した坂内が二盗を決めて一打を待つも、クリーンナップが倒れて無得点。

7回表、一死から鈴木が死球で出塁し、牽制悪送球と暴投で三塁まで進む。
ここで木本が右中間に二塁打を放ち、三走鈴木が生還し、2−3と1点差に詰め寄る。
なおも一死二塁のチャンスが続くが、後続が連続三振に倒れてゲームセット。

中防は2−3で敗れ、痛い敗戦を喫した。

この試合は結局、初回の攻防で勝敗が決してしまったこととなる。
中防は、初回の一死二三塁のビッグチャンスを自滅するかの如く潰してしまった。
@一死二三塁の内野ゴロでの三走の走塁。
完全なアウトのタイミングであったため、三本間で挟まれて粘り、打者走者の二進を助けた
かったところ。
A二死一三塁からの重盗狙いの二盗の判断。
打者が五番松田であったことを勘案すると、打者に託しても良かったかもしれない。
B重盗での三走スタートのタイミング。
一走の一二塁間での挟殺時、野手の送球のタイミング時にスタートを切るなど、もっと上手く対応したかったところ。

その裏の守り。
先頭打者の遊ゴロと三番打者の左飛は、どちらも確実にアウトにしなければならない平凡な打球であった。

初回の攻防で勝敗が決してしまうことは往々にしてあることだ。
立ち上がりは投手も野手も固く、制球難や失策などが起きやすい。
反対に、相手にも付け入る隙があるということだ。
だからこそ、プレーボール1球目から100%のパフォーマンスが出来るよう、しっかりと準備しなければならない。
身体も気持ちも両方である。

2回以降、投手木本は被安打2本に抑える力投を見せた。
打線は走者は出しながらも2得点止まり。
木本の力投を、野手陣が打撃、走塁、守備の全てで援護できず、見殺しにしてしまった形だ。

これで5勝3敗。JBLも残り3戦となった。
プレーオフ進出、さらに上位通過のためには、残り3戦全てに勝利したいところ。

(筆:キャップ)

MVPポイント
なし

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