第1戦 2月28日(日) 10:00〜 夢の島4面 G−LEAGUE VS 末廣ルードルズ(1勝0敗0分)

TEAM TOTAL
末廣ルードルズ
中防トンネルズ ×

中防トンネルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 打点 得点 盗塁 失策
堀本 直輝 9 空三振   四 球   四 球  
坂内 智洋 4 二ゴ安   空三振   四 球  
黒瀬 亮太 6 右ゴ安   空三振   二ゴ@  
新川 典幸 2 二 直     左ゴ安 右飛失  
松田 健 5 二ゴロ     一併打 遊ゴロ  
鈴木 圭悟 8   三ゴロ   三ゴロ    
  齋藤 能之 8           中ゴ安
岡田 守弘 3   左 直     遊ゴ失 三ゴロ
木本健太郎 1   一邪飛     二ゴ失 二 直
田原 一鳴 7     右 飛   投犠@  
  溝上 星太 7            

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
木本健太郎 27

末廣ルードルズ  
名 前 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 打点 得点 盗塁 失策
奈良 8 死 球   四 球   一 飛    
斉藤 2 左 飛   遊ゴロ   三ゴロ    
岡野 7 四 球     左 飛      
  杉本 PH-7           投 飛  
五十嵐(一) 3 三ゴロ     二飛安   遊ゴロ  
長尾 4 三 飛     空三振   三ゴロ  
照井 6-1   投ゴロ   中 飛     遊ゴロ
9   三ゴロ     遊ゴ失    
  山下 PH             死 球
山中 1   見三振          
  五十嵐 6              
  鈴木 PH-6         遊 飛   中 直
大澤 5     右 直   四 球   右 直

勝敗 投 手 投球回 打 者 被安打 被本塁打 与四球 与死球 失 点 奪三振
  山中 3回 12
照井 3回 14


寸評:「新生中防トンネルズ初戦は完封勝利」


いよいよ迎える新生中防トンネルズの初戦、末廣ヌードルズさんとのGリーグの一戦。
2月は悪天候に祟られ、予定していた練習試合が立て続けに中止となり、初戦からいきなり公式戦となる。
今後の中防に弾みを付ける意味でも、初戦を勝利で飾りたいところ。

中防は後攻。
初戦の先発投手には、昨年のMVP木本が指名された。
緊張の初球。一番打者の背中にきれいにぶつけるデッドボールでのスタート。
その後も四球で走者を出すなど、二死ながら二三塁のピンチを迎える。
しかし、ここはさすがの木本。五番打者を三塁フライに打ち取り無失点で切り抜ける。

1回裏、中防も三番黒瀬のクリーンヒットなどで一死一二塁のチャンスを作るが、後続が倒れて無得点。

2回以降は、両投手の白熱した投げ合いとなる。
木本は、走者は出すものの、けん制死などもあり、4回まで相手に二塁も踏ませない投球。

一方の中防も、走者は出すものの、併殺打など相手の堅い守備に阻まれ、チャンスらしいチャンスを作れない。

5回表、先頭打者を失策で出塁させてしまうと、その後の四球などで一死一二塁とされる。
ここで相手上位打線を迎えるが、ここも木本が後続を打ち取り無失点で切り抜ける。

ピンチの後にはチャンスあり。
5回裏、先頭の七番岡田が相手失策で出塁して、二盗を決める。
八番木本は、2ストライク後に進塁打狙いに切り替え、痛烈な二塁ゴロを放つと、これも相手失策を誘う。
相手ミスで、無死一三塁という願ってもないチャンスを迎える。
ここで九番田原が、初球に見事なスクイズを決め、三走岡田が生還。
中防がついに均衡を破る先制点をあげる。
その後も2つの四球で満塁とすると、暴投、内野ゴロ、相手失策などで計3点を追加。
この回、無安打ながら大量4得点をあげる。

木本が、6回表は相手クリーンナップを三者凡退に、続く7回表もきっちりとゼロで抑えてゲームセット。
4−0で、新生中防トンネルズの初戦を、見事な完封勝利で飾った。

投のヒーローは木本。
制球を乱した序盤こそは不安な立ち上がりであったが、その後は走者は出すものの、要所を締める上々の投球を見せた。
終わってみれば、被安打はポテンヒット1本のみ。
許した5四死球は課題であるが、これから徐々に状態を上げていってもらいたい。

打のヒーローは田原。
先日、卒業制作発表も終え、あとは卒業式を待つのみ。今年こそブレークが期待される若手だ。
5回裏、先制点&決勝点となるスクイズを見事に決めた。
タイミング、転がす場所、強さ、全てが完璧であった。
緊迫した投手戦の中、ようやく迎えたチャンスにおいて、初球できっちりと決めたことに価値がある。

5回裏のチャンスは、木本の進塁打も忘れてはならない。
追い込まれた後に打撃を切り替え、右方向に、しかも痛烈なゴロを転がした。
(その前のエンドラン空振りはご愛嬌ということで。)

新生中防トンネルズ。
見事な完封勝利で上々のスタートを切った。
ようやく初戦を迎えたと思ったら、もう3月。
3月後半には城東ベイサイドリーグの公式戦も組まれている。
ここからさらに状態を上げていき、質の高い、良い試合を展開したい。

(筆:キャップ)

MVPポイント
木本健太郎 ★★ 被安打1で今シーズン初登板初完封
田原 一鳴 ★★ 先制スクイズが決勝打
堀本 直輝 2出塁1得点で1番打者の仕事をする
松田 健 初回のピンチも含め、6度の守備機会を無失策

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