第48戦 10月7日(日) 11:10〜 猿江2面  城東BSL第11節 VS アスリーツ(5勝1敗0分)

TEAM

TOTAL

アスリーツ

   
中防トンネルズ 1x    

中 防

1回

2回

3回

4回

5回

打点

得点

盗塁

失策

渡邊 昌一 8 遊 飛 四 球 三 振   四 球

坂内 智洋 6 四 球 守備妨 三ゴロ   右安@

齋藤健太郎 5 四 球 四 球   一ゴロ  

小川 悦哉 3 死 球 三 振   死 球  

堀本 直輝 7 四球@ 四球@   四 球  

阿相 朋樹 1-4 三 振 投ゴロ   三振逃  

幸池 平 2 右飛失   死 球 中犠@  

涌井 一之 4- 三ゴロ   三 振 遊ゴロ  

 

中川原大慶 -1          

齋藤 能之 9   二ゴ失 左安@   四 球
勝敗

投 手

投球回数

打 者

被安打

四死球

失 点

奪三振

備 考

  阿相 朋樹 4回 1/3 24 13勝4敗0S
中川原大慶 0回 2/3 2勝0敗1S

アスリーツ 1回 2回 3回 4回 5回 打点 得点 盗塁 失策
鈴木 6 四 球   中 二 三ゴロ  
佐藤 5 死 球   中 飛 三 振  
樋田 1- 左邪飛   中安@   中 飛
  吉田 -1          
池田 3 遊ゴロ   二ゴロ   四 球
古嶋 7   中 飛 二ゴロ   右 二
助っ人 8   左 安   死 球 中二A
井坂 9   三 振   右 安  
  山本 PH         三 振
助っ人 4   左二@   投 飛 中 飛
黒田 2   左 安   左安@  
勝敗 投 手

投球回数

打 者

被安打

四死球

失 点

奪三振

備 考

  樋田 4回 26 10 右:速球
吉田 0回 0/3


寸評:「今季初のサヨナラ勝ちでプレーオフ進出確定」

 城東ベイサイドリーグ最終節、アスリーツさんとの一戦。中防はこの試合に勝ってプレーオフを確定させたいところ。対戦相手のアスリーツさんは、今シーズンの城東リーグこそ不調であるが、江東区の連盟の一部に所属する強豪チームであり、決して侮ることのできないチームである。

 中防の先発は阿相。先頭打者に四球を出す不安定な立ち上がり。しかし、得意の牽制球で走者を誘い出し狭殺プレーの末タッチアウト。初回のピンチを切り抜ける。

 1回裏、中防の攻撃。一死後3つの四死球で満塁のチャンスを作ると、5番堀本が押し出しの四球を選び先制。なおも満塁のチャンスが続くも6番阿相は敢え無く三振。7番幸池も快音を響かせるも右翼手の守備範囲に打球が飛び1得点止まり、と思いきや右翼手が落球。ラッキーな形で2点を追加する。敢えて苦言を呈するなら、このプレーで一走堀本は生還、打者走者幸池は二進して欲しいところであった。完全にアウトと思われる打球ではあったが、野手のグラブに収まるまでは何が起こるかわからない。こういう場面での1点、一つ先への進塁がこの試合のような僅差での戦いでは重要な意味を持つのだ。

 2回表、アスリーツの攻撃。安打と盗塁で二死二塁のピンチから、8番打者に二塁打を浴び1点を失う。続く9番打者にも左安打を浴びるが、左翼手堀本の好返球により本塁で刺殺。何とか最少失点に抑える。

 2回裏、中防の攻撃。失策と四球で無死一二塁のチャンスを作る。2番坂内はセーフティバントを試みるも、自らの打球に当たってしまうという大失態によりチャンスを広げることができない。この後四球で満塁のチャンスを作ると5番堀本が2打席連続の押し出し四球を選び追加点、4−1とする。

 3回表、アスリーツの攻撃。先頭の1番鈴木さんに二塁打を許すと、牽制悪送球で三進させてしまう。その後3番樋田さんがきれいに中前に運び4−2と食い下がる。

 3回裏、中防の攻撃。先頭の7番幸池が死球で出塁し、すかさず二盗。一死後、9番斎藤(能)の打席で二走幸池が三盗を試みると、その投球を斎藤(能)がヒッティング。ベースカバーに入った三塁手の右を見事に抜け幸池が生還。結果的には鮮やかなヒットエンドランとなり5−2とする。

 4回表、アスリーツの攻撃。死球と安打で無死一二塁のピンチから、一死をとるも9番黒田さんに左前安打を浴び5−3。なおも一死二三塁のピンチが続き、好打者1番鈴木さんの打球は三塁へのゴロ。三塁手斎藤(健)は落ち着いて本塁へ送球しタッチアウト。2回表に続いて本塁刺殺という形で何とか失点を防ぐ。しかし、続く一三塁から一走走者を牽制で誘い出し挟殺プレーに持ち込むものの、遊撃手坂内から一塁手小川への送球がワンテンポ遅れ、タッチした小川のミットからボールがこぼれて三塁走者がホームイン。5−4と1点差に詰め寄られる。

 4回裏、中防の攻撃。2つの四死球などでこの試合三度目の満塁のチャンスを作ると、7番幸池の犠飛で6−4とする。

 5回表、アスリーツの攻撃。一死後、四球と二塁打で二三塁とされると、6番打者に右中間を真っ二つに破られ、ついに6−6の同点に追いつかれる。ここで投手を阿相から中川原にスイッチ。代わった中川原は後続をピシャリと抑えて裏の攻撃を迎える。

 5回裏、中防の攻撃。時間の関係でこの回が最終回となる。本日のラッキー男9番斎藤(能)が四球で出塁。続く1番渡辺も四球を選び、その後重盗で二三塁とすると、2番坂内が右翼前にしぶとく落としサヨナラ。中防は今季初のサヨナラ勝ちという形で城東ベイサイドリーグのプレーオフ進出を確定した。最終回二死をとった中川原が今季2勝目、自身公式戦初勝利を飾った。

 結果的に勝利はしたものの、どこか今日の中防ナインは精彩を欠いていた。初回の走塁もさることながら、守備での細かいミスも目立った。今日のような試合をしていては、どのチームも並ならぬ気迫で挑んでくるプレーオフにおいて頂点に立つことは難しいだろう。プレーオフまでの期間を使って、ベストランや声を出すこと等、もう一度基本を見直すことで本来の中防の姿を取り戻してプレーオフに臨みたい。

                            (記:#7)
 

 

MVPポイント

齋藤 能之★★ ( 本日のラッキーボーイ。タイムリーヒットと2得点 )
堀本 直輝★  ( 2つの押し出し四球で2打点&好返球で捕殺 )
渡邊 昌一★  ( 再三の好守備でピンチを最小限に防ぐ )
中川原大慶★  ( 最終回打者2人をピシャリ。公式戦初勝利 )
坂内 智洋★  ( 野球人生初?ラッキーなサヨナラヒット )

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