寸評：「城東BSL第４節」
城東BSL第3節は江東ゴージャスさんとの一戦。過去の対戦成績は3勝１敗。初対戦であった練習試合(中防が勝利している)を除けば、すべて城東BSLでの対戦であり、3試合全て2点差以内で決着が付いている。接戦は必至という状況なか、ゴージャスさんはリーグ3連勝中で、中防は2勝1分けであり、勝つと負けるとでは雲泥の違いがある。強豪揃いのチームばかりで、PO進出を考えると全ての試合が山場なのだが、この試合はそのなかでも大きな山場であるとの認識で試合に臨んだ。
試合は初回、中防は三者凡退に抑えられるとその裏、先発阿相は立ち上がりを攻められる。先頭に四球を与えると、2番打者にきっちりと送りバントを決められ、一死二塁のピンチ。ここで3番打者に右中間を破られ、先制を許す。続く4番には死球を与えピンチを広げたが、後続を抑えて乗り切る。
2回表中防の攻撃、ヒットと2つの死球で無死満塁と大きなチャンスを迎える。ここで後続は、浅いセンターフライ、ピーゴロ、サードゴロに倒れ、この回なんと無得点。痛い･･･。
3回表、1番からの好打順で齋藤(健)、渡邊はともにポテンヒットと好走塁で無死二三塁チャン。ここで3番坂内のショートゴロの間に同点に追いつく。さらに追加点といきたいところであったが、小川、阿相は凡退で1点止まり。。。
4回表、先頭の恵谷がヒットで出塁するも二者連続三振。それでも盗塁を決めて二死二塁の場面で、齋藤(能)のショーゴロは送球エラーを呼び込み逆転に成功。
5回表、先頭渡邊が四球で出塁。盗塁のスタートを切るが、坂内はセカンドゴロを転がし進塁打となる。一死二塁で続く4番小川の放った打球は、センター前へ痛烈なライナー！と思いきやショートが飛びつきグラブに弾く！これをすぐに拾いあげ一塁に送球すると間一髪アウト！しかしながら、センターに抜けるとの判断で走っていた二塁走者渡邊は一気に本塁を陥れ、3点目をもぎ取る。ライナーバックは基本だが、ショートがダイブするような打球であったため、ナイス走塁であると筆者は判断している。
その裏、一死後に2番打者に四球を与え、最も恐い3番打者に回ると、今度はレフトオーバーを打たれ、1点差に詰め寄られる。
その後6回、7回は、阿相が安定したピッチングで相手打線を封じ込め、なんとか逃げ切った！PO進出に向けて序盤の山場を乗り越えた感じである。
この試合、江東ゴージャスさんは送りバントを3つ成功させ、中防守備陣は苦しい展開を強いられた。さすがは江東区1部といった手堅さであり、是非とも中防は見習いところであると筆者は感じた。
本日のナイスラン
①3回の齋藤(健)、渡邊
レフトへのポテンヒットで守備位置が深めであったところを突いて、一気に２塁を陥れた。
②5回の渡邊
2塁ランナーで小川の打球をショートが弾いたときに一気に本塁を陥れた。自分の真後ろで起きている状況をおぼろげに想定し、3塁ランコーの声を借りつつ、3塁ベース手前から膨らんでホームを狙うような走りをしていたのであろう。ま、筆者は必死こいて一塁ベースめがけて走っていたので想像にすぎないのだが。おぼろげながら･･･(久々にあの方のパクリ･･･）
（記：C@P #10）
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