寸評:「花火大会!!」
前日の29日、隅田川花火大会が催された。また、次週の8月5日はここ数年、東京で最も集客人数の多い江戸川花火大会が催される。巷では花火大会あり、お祭りあり、盆踊りありとまさに夏特有のイベントが目白押しだ。こういうものにいちいち参加していると気分は高揚してくるし、浴衣姿やおしゃれしたオナゴがたくさん闊歩していて目の保養にもなる。加えて、海やプールに行けば水着姿も拝めるのだから、やっぱ夏っていいな〜。
この日は区民大会に先立って亀戸で練習試合だったが、中防にとってもまるで夏の到来を告げる花火大会が行なわれたかのようだった。
初回、先攻の中防はいきなり渡邊が会心のレフト前で出塁する。二盗を決めると、2番上西もレフト前だ!俊足渡邊が生還し、わずか6球、1、2番コンビの活躍で先制に成功〜!なおも相手エラーや四球で満塁にすると、最近ノッてる吉澤が右中間へ〜!これが走者一掃のスリーベースとなり、齋藤健の内野ゴロで生還!一気に5点を先制!
2回も上西、阿相の連打、齋藤健の2点タイムリーなどで4点を奪う!
4回にはまたも1、2番だけで1点。
5回にはマウンドに上がった(名前は知らんが外人の)通称マイケルが7四死球の大乱調を見せ8点!
6回は坂内の第2号ホーマー、吉澤の単独トップに踊り出る第5号ホーマーなどで7点を奪い、都合25得点という記録的な大勝を遂げた!
投手坂内は終始安定したピッチングを披露し、エラーによる1失点以外は自責点ゼロの出来。
25得点はもちろん今期最多得点。3年前のTOPGUN戦以来の大量得点となった。四死球やエラーで出塁しては走りまくり、塁に溜まったところで長打で還すというまさに理想的なソツのない攻撃で、大玉の花火を連発したような感じだった。また特筆すべきは、サードゴロがGMの放った1つしかなかったことだ。相手投手は正直言ってスピードのない球だった。このような投手は、いままでの中防ならおそらくサードゴロの山を築いていたことだろう。しかし、この日のバッター全員に見られたのは執拗なまでの右打ちの意識(あるいはセンター返し)。そのためセンターや右中間への打球が非常に多かった。
全員得点も今期初、全員盗塁も今期初、チームで26盗塁、吉澤・齋藤健の2人だけで13打点というのも記憶にない。さあ!中防に夏到来だ〜!
|