寸評:「草魂カップ 3回戦敗退…」
中防にとって鬼門となっている“草魂カップ”。過去、11戦5勝6敗だ。ここ3年に限っていえば初戦突破すらしていない。昨年、この東京2部の大会でワンダーウルフさんが初出場初優勝を遂げている。草魂では勝てないというジンクスを今年こそ破っておかないと…。対戦相手は昨年も初戦で当たったCROSS
ROADさん。
初回、中防は一死から中川がライト前へ運び出塁。続く阿相はノースリーからヒッティング、打球はセカンドゴロとなり、おあつらえ向きの併殺コースだったが、相手ショートの悪送球に助けられる。4番小川はレフト前へクリーンヒット!打球が速過ぎたため、セカンドランナーの阿相は還れず。小川が二盗後、坂内はキャッチャーフライに倒れてしまい、先制期を逃す。
その裏は先頭を四球で歩かせるも惠谷が二盗を封じて三者凡退。
2回、一死から吉澤が三塁線を抜くツーベース!しかしデッカいバスト…、じゃなくてデッカいリードをとり過ぎており、牽制でアウチ〜!^^;
その裏も死球を1つ出すものの四者凡退。
3回、中防は三者凡退。
その裏、一死からレフトオーバーのツーベースなどで二死三塁のピンチだったが、サードゴロで危機を切り抜ける。
4回、中防が誇る阿相、小川、坂内のクリーンナップは三振、ピッチフライ、三振の三者凡退…。
その裏は阿相も三者凡退に打ち取る。
5回、先頭の惠谷が死球で出塁。吉澤のボテボテのショートゴロのときにラン&ヒットの形になり、一塁転送の間に惠谷は迷うことなくサードへ!しかしファーストからワンバウンドでストライクの球が返球されてしまい、惜しくもタッチアウト〜!変形Wプレーとなる。後続も連続四球でチャンスを作るが、岡畑がセカンドゴロに倒れる。ここまで両軍無得点の0−0。普通、そんな展開の時には緊張感が漂うものだが、スコアをつけていた筆者はこの日、試合に出ていなかったので気のせいかもしれないが、まったく緊張感を感じなかった。
そして5回裏、二死から死球、四球でいらん走者を出してしまう展開。導かれるように前打席でレフトオーバーを打たれた打者へ…。「レフトバックな〜!」という声もあったのだが、会心の当たりがそのレフトの頭上を越えてしまう!これがスリーランホーマーとなり、ゼロの均衡が破れる。
6回、渡邊と小川の四球で二死ながら一三塁とするが、スランプ坂内が三振に倒れる。
その裏、2本のヒットで一死一三塁とされるが、ここは坂内−中川−小川の6−4−3ゲッツーで切り抜ける!
7回、15時45分。すでに時間はないのだが、いけるところまでいくつもりで攻撃に。惠谷、吉澤と連続四球で無死一二塁とチャンスメイク!ここで今シーズン2安打2ホーマーのミラクル竹男が打席へ。ライトへの痛烈な打球はなんと同点に追いつくスリーランホーマ〜!今シーズン放った3安打がすべてホームランなのだからスゴい…。^^
なおも齋藤能のレフト前、岡畑の犠牲バント、渡邊の死球と押せ押せ…、がしかし、この長い攻撃がアダとなり、時間切れ終了〜!^^;
公式なスコアは前イニングにさかのぼり、0−3での敗退となった。点を取るのが遅過ぎた、というか試合全体の印象として、とても公式戦の雰囲気じゃなかったような気がする。ずっとスイッチがOFFのままだったような?
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