寸評:「ジンクス脱出!」
この日の東京地方は気温が12℃まで上がり、とても暖かかった。これからは三寒四温のペースで徐々に暖かくなってくれるのだろうが、野球をやるには心地よい暖かさだった。今日は2006年の中防にとって初の公式戦である。しかしこの草魂カップというのは中防にとっていつも「鬼門」となっており、過去3年間、ずっと初戦敗退なのだ。
先攻は中防。渡邊が四球で出塁し二盗、三盗をかますが、W齋藤が連続内野フライという最悪の展開。悩める4番小川もショートゴロ。しかしこれが悪送球となり、難なく先制に成功。
2回裏にはレフト齋藤能とセンター渡邊の交錯プレーで先頭打者を生かしてしまう。パスボールで三進させると、ショートゴロの間にこの走者が生還。1点差に詰め寄られる。
3回表は四球とエラーで二三塁。今シーズン絶好調の齋藤能のショートゴロの間に1点。なおもパスボールで1点を追加し、3点目。
4回には一死から惠谷の打球はライトへのラッキーな二塁打。岡畑の四球&盗塁で二三塁とし、吉澤はお決まりのサードゴロ。サードへのノックがしたければ、吉澤に打席に立たせたほうが実戦的でいいのでは?と思うくらいの得意技。まあこれが相手エラーを引き出し2点だ。
その裏、一死からスリーベースを打たれ、セカンドゴロの間に1点を還されたものの、試合の趨勢には影響がなかった。
5回は、相手投手の乱れやエラーが多発し、打者15人の猛攻でビッグイニングになったものの、それが時間切れの原因となり、さかのぼって4回の5−2を公式記録として勝利。無事「草魂1回戦負けジンクス」を破ることが出来た。勝ちはしたものの、ややダラけた展開になってしまった。
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