寸評:「プレーオフ開幕!」
師走に入り、寒さもひとしおだ。この日の東京地方の最高気温は6℃。2回目となる城東ベイサイドリーグ2005もリーグ戦はすべての試合が消化され、ついにプレーオフに突入!中防としては2年連続でこのプレーオフに最下位として出場。昨年はプレーオフ2回戦でワンダーウルフさんとの死闘の末、サドンデスでおしくも敗れてしまった。今年はリーグ戦の出だしが3連敗からのスタートだったので、昨年以上に厳しい戦いでもあった。
中防は今大会でも昨年の阿相(最多勝)に続き、個人成績でタイトル者を輩出することが出来た。中防の4番、小川が打点王のタイトルを手中にしたのだ。他のタイトルゲッターもビッグネームがずらりと並んでおり、その中に中防のメンバーが入ったことはとても誇らしい。
江東区軟式野球連盟秋季大会(一部)の準決勝、決勝戦が雨天延期などの絡みで11日の午前中に夢の島野球場で組まれてしまった。我々の対戦相手となるアスリーツさんが勝ち残ってこれに出場しなければならない。当初は城東BSLのプレーオフも午前枠で組まれていたが、急きょ中防手配の潮見午後枠にて調整。その結果、アスリーツさんは午前中の大会で準決勝をサヨナラで勝利。決勝で佐川急便東京店に惜しくも敗退したものの、並み居る強豪の中で準優勝という堂々たる結果を残し、潮見野球場に乗り込んできた!…しかしこの結果は中防にとってプラスに働いた。高度なレベルの試合を2つこなしてきたアスリーツさんには、疲れの色が見えた。さて、城東のディフェンディングチャンピオンとの対戦はいかに!?
試合は初回、先攻の中防が2つの四球に坂内のヒットで二死ながらも満塁と攻め立てる。しかしここは惠谷がショートゴロに倒れてしまい、先制ならず。
その裏、先発の阿相は三者凡退に切って取る。
2回、一死から吉澤、齋藤能の連続安打&盗塁で二三塁のチャンス。齋藤健が四球で歩き満塁。ここでこのところ、投球、打撃ともにノリにノッてる阿相が打席へ。1球目を空振りした後、5球ほどファールで粘る。1打席目にカーブで三振した阿相は、2打席目で多少修正していることが垣間見れる。粘った末、会心のデッドボールで押し出しをGET!先制をモノにする。
その裏も阿相は三者凡退で切り抜ける。
3回、首位打者坂内がレフトへのツーベースで出塁すると、惠谷が綺麗にセンターへ弾き返し貴重な追加点をあげる。さらにその惠谷も二盗、三盗を決め、仕上げは「なんとかするでござる斬り!」の齋藤能がレフトへタイムリーを放ち、この回2点目をあげる!
その裏も三者凡退で切り抜ける。
4回、一死から四球で出た小川がサードゴロエラーの間に生還!
その裏、二死から右中間を破られるも、8−4−3−2−5の中継プレーでホームを許さない。
5回は三者凡退に切って取られる。
その裏、内野安打、四球で一二塁にされるも、一塁走者を牽制で刺殺!なおもセンターフライ、サードゴロで無失点に切り抜ける。
6回はお互いに無得点。
最終の7回。一死から惠谷が絶妙のセーフティを決める。続く上西がライトへ弾き返し一二塁にすると吉澤はサードゴロ。5−4へと渡った送球を相手二塁手がなんとエラー。これで1点をあげると、齋藤能に代わった代打五十嵐が右中間を真っ二つ!二者を迎え入れ、この回3点をGETすると勝負あり。
その裏は阿相のエラーで出た走者が三塁まで進むが、なんとか後続を抑えてお見事完封勝利〜!投手阿相は奪三振ゼロながら、打たせて取る省エネピッチングで白星を手にした。守備陣も自身のエラーを抜かせば無失策で阿相を援護。守りきれればおのずと勝ちは転がってくるのだ!
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