寸評:「城東BSLプレーオフ進出決定〜!」
11/20。日本の至るところで熱戦が繰り広げられていた。
男子ゴルフではダンロップ・フェニックス最終日でタイガーウッズが奇跡的なチップインを披露するなどして8アンダーで横尾要と並び、プレーオフを制した。
女子ゴルフでは大王製紙エリエールレディースで、宮里藍が首位に2打差の3位でスタートし、ボギーなしの7バーディーを奪い、通算12アンダーで逆転優勝。賞金争いで僅差ながらトップに立ち、女王の可能性に首の皮を繋いだ。
サッカーではJ2降格の危機にあったヴィッセル神戸が大宮アルディージャに敗れてしまい、初のJ2降格となった。
フィギュアスケートでは15歳の浅田真央が初優勝。元世界女王の荒川静香を3位に下した。
そしてなんといっても東京国際女子マラソン。35.7キロ付近でスパートをかけた高橋尚子が、圧倒的な独走を見せ、2年ぶりのフルマラソンで優勝を遂げた!苦しみ抜いた2年間の悪夢を振り払うかのような、実に感動的なシーンで、筆者を含め多くのファンの涙を誘った。
どうしてもここでは負けられぬ。そんな場面がある。そこで泣く者、笑う者。この日は様々な土俵でそういう戦いが繰り広げられていたようだ。
江東区亀戸野球場でも、上記の戦いとはたとえレベルが天地ほど離れていようとも、「気持ち」は一緒だ。必勝を合言葉に我々中防ナインが集まっていた。勝てば城東BSLプレーオフへ進出、負ければその時点で城東の幕が閉じるという一戦。中防にとって2005年で最も大事な試合が行なわれようとしていた。
約2ヵ月半も前の9月4日。筆者はすでにこの対戦に向けて始動した。侍vsアスリーツの試合を偵察し、対戦相手となるであろう相手投手の残像を目に焼き付けた。そして11月18日(金)には決起会をしてモチベーションをUPさせ、当日を迎える。試合は8時開始だったが、中防としては異例の1時間前の7時集合。しかしほとんどのナインが6時45分頃に集まっていた。心配していた学生連中もこの日に遅れたらマジメに怒鳴ろうと思っていたが、思いの他ずっと早くに到着。どうしても侍さんより早く球場入りし、ウォームアップを開始したかった。試合以外のいろんなところで少しでもアドバンテージを稼いでおきたかった。それが「必勝」に対する行動の取り方である。
試合は両軍とも毎回のようにチャンスを作りながらも4回までは0−0。みな一様に緊張し過ぎるがゆえのエラーも目立った。
5回に一死満塁から阿相の放った打球はライトフェンス直撃のツーベース!二者を迎え入れ、なおも二三塁で4番小川がスクイズ。一塁線に転がるナイスバントを幸いにもファールを見極めようとしているスキにセカンドランナーまで生還し、この回都合4点をGET!
5回以降は齋藤健も三者凡退に切って取り、なんとか念願の勝利をモノにし、目標としていた城東BSLのプレーオフ進出を決めた!こんなに気持ちのいい筋肉痛もスリ傷も久しぶりだ…。
中防はこれで、かの小渓杯でDjsに敗れて以来、2つの引き分けを挟み10連勝!ここ7試合においては2失点というディフェンス面での安定ぶり。こんなことも珍しい…。^^;
正直いって、筆者的にはこの勝利でもう満足…。^^; これから年末までの数試合は、もちろん一生懸命やるけど、「Let’s enjoy
baseball!」だ。
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