寸評:「祝!通算200勝達成〜!!」
この日2試合目は佳境を迎えている城東BSL第10節だ。プレーオフ進出を考えると絶対に落とせない。むしろいい形で勝利して弾みをつけたい。加えて、この試合に勝てば、中防創設以来、通算200勝目にあたるという記念すべき試合でもあった。
対戦相手のプレジャーさんは、今大会ではここまで未勝利で最下位に甘んじている。そこだけに焦点を合わせてしまうと侮ってしまいかねない。未勝利という不気味な怖さも手伝ってのことだったろうが、試合前、阿相や小川が雑談の中でプレジャーさんの長所や、これまでの対戦で得ているデータを元に警戒すべき打者についてベンチでいろいろと取り上げて分析した。
初回、一死後に惠谷がセーフティを試みる。打球は上手く殺しすぎて、キャッチャー前へ。しかしキャッチャーからの送球を相手一塁手がエラーしてくれ、ラッキーな出塁。二盗後、阿相が三遊間を抜いて繋げる。ここで4番小川の打球は高〜く打ち上がってしまう…。しかしショート、センター、
レフトのいわゆる魔の三角地帯へのポテンヒットとなり、先制に成功!なおも二三塁の場面で坂内はスクイズを敢行!丁寧なバントは阿相を楽々と迎え入れるが、一塁へ転送の間に二塁走者の小川もホームイン!この2ランスクイズでベンチも一気にヒートアップ!
その裏、一死からサードへの内野安打で出塁を許すが、二盗する走者を強肩惠谷が完全に封殺!タッチする坂内の手が早過ぎるくらい。^^
3回。一死から小川が出塁すると、坂内が右中間へタイムリースリーベース!!なおも四球や内野安打、重盗でこの回も3点。
5回にも坂内のスリーベースの後、五十嵐竹男がスクイズを敢行!これは相手投手に外されたが、五十嵐もジャンプしてなんとかファールに。スクイズ後に打ち直す五十嵐は強い。レフトオーバーのタイムリーで坂内を還す。
最終回となる6回もヒットや盗塁でかき回し、とどめは4番小川のスクイズ!都合12得点を奪い、6回コールドという最高の形で最終の侍戦へ望みを繋いだ。
決戦の舞台は11月20日8時、亀戸野球場A面だ!この試合が2005年の総決算といってもよかろう。
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