寸評:「打線上昇の兆し」
場所を猿江に移しての2試合目。対戦相手のウィングビートさんとは今年に入って3試合目だ。初戦は篠崎公園で奇跡の勝利。2戦目は初戦の印象とはガラッとチームカラーが変わっていた。
そして迎えた第3戦、先発には齋藤健。初回、エラーとセンターへの犠牲フライで二死三塁。ここで相手4番打者に右中間を破られ先制を許す。
その裏、中防も二死二塁。ここで中防の4番小川は三振に倒れてしまい、初回の4番対決はウィングビートさんに軍配が上がった形だ。
3回裏、中防は四球、エラー、四球で一死満塁のチャンス。ここで頼みの坂内はショートゴロで本封。しかし続く小川が押し出しの四球を選び、なんとか同点に追いつく。なおも二死満塁で惠谷が貴重なタイムリーをレフトへ放つ!この一打で試合の主導権を握ることができる。
4回は二死二塁、カウント0−3から渡邊が強振した打球はセンターの頭上へ!これがツーランホーマーとなり、試合を4点差にする。
しかし6回表、齋藤健が一死二塁、やはりカウント0−3から投じたど真ん中のストレートをセンターオーバー!なおも二死後、8番打者にインローのストレートをすくい上げられレフトへスリーベース!この走者も内野安打で還され一気に1点差に詰め寄られる。
その裏、齋藤健がレフト線へソロホーマーを放ち2点差にすると、最終回を三者凡退に切ってとりなんとか勝利をモノにした。練習試合ながらもなかなか内容のある好ゲームだったと思う。齋藤健はこれで自身タイの年間14勝目。最近湿りがちだった打線にかすかであるが上昇の兆しがなんとなく見えてきた気がする。
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