寸評:「他力本願…」
何度も書いているが、すでに4敗を喫している中防。試合前時点で4勝4敗というまったく五分の星勘定のクセに、プレーオフを論じるのはおこがましいのかもしれないが、いやいや可能性がまだあるのだ。諦めてはいけない。昨年以上に大混戦模様の城東BSL。中防がプレーオフに進出するには、現在暫定2位の侍さんとの一騎打ちになることが予想される。中防の上位である5チームはいずれもまだ4敗する可能性が残っている
上に、まだどのチームもプレーオフ進出を決めていないという大混戦模様だ!しかも現在下位に甘んじているチームも、正直いって侮れないチームがいくつか存在している。まさに実力伯仲
!
さてさて、試合はまず初回、中防は先頭の渡邊がライト前へヒット!…しかし当たりが良かったため、ライトの林さんはライトゴロを狙うべくダッシュ!すると打球は芝生との切れ目で大きくイレギュラ〜!これが三塁打になって、いきなりノーアウト三塁だ!ここでGMは初球にスクイズをチョイス。中川の打球は完全なピッチャーフライ〜!これを捕った大森投手はサードへ悪送球〜〜!!…結果オーライってやつだが、中防にとってはあまりにラッキー過ぎる1点だった。なおも阿相が四球で出塁すると二盗を決める。ここで“還し屋”坂内がライト線へ会心のツーベースを放ち、更に1点!幸先良く
2点の先制に成功した。
なおも3回、先頭の阿相がまたもや四球で歩くと小川のサードゴロで二塁へ。更に三盗をかけ、またまた“還し屋”坂内がライトへ犠牲フライを打ち上げる!
その裏、リズム良く投げていた齋藤健が乱れる。先頭打者を上西の打撃妨害で出塁させると、二塁へ盗塁。続く9番打者にライト前へ打たれ一三塁。ここで1打席目にピッチャーライナーを打たれているイヤな打者を迎えたので、とりあえずデッドボールで塁を埋めておく(故意ではない)。三振で一死後、ショートゴロの間に1点を還され、なおも一三塁。ここでお決まりの三塁偽投で引っ掛けて、一塁走者を誘い出したが、坂内のファンブルで生かしてしまう。そして4番田中さんの打球は三遊間へのゴロ。吉澤が懸命にグラブを伸ばすも、先をかすめてレフトへ。これが2点タイムリーとなり、同点!
試合はそこから膠着してしまい、そのままゲームセット。この時点ではかな〜り痛い引き分けとなってしまった…。
4敗1分け…。はたしてプレーオフへの道は途絶えていないのだろうか!?「他力」という五木寛之の本がベストセラーになったのは何年前だったか?他力本願という言葉は、本来「他人任せ」という卑俗な意味ではなく、人間の知識とか認識を越えた、はかり知ることができない大きな働きのことを指すのだとか。筑波大名誉教授の村上和雄さん曰くの「サムシンググレート」と似たような意味だったと思う。
ゆえに、中防も城東BSLのプレーオフのメンバーとして必要ならば、きっと出られるのであろう。必要なければ出られないのであろう…。と考えてみるのもいかがなものか? ちなみに桜自転車さんは侍さんとの対戦を1−0で勝利したそうだ! 通算300試合も目の前だ!
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