寸評：「２００５年 江東区民大会 ジ・エンド…」
江東区民大会も４回戦だ。ベスト３２というこのクラスになってくると、クジ運の良し悪しを抜きにして、ある程度のチームと対戦しなければならなくなってくる。１７２チームが参加しての３２チームなのだということを頭に入れておかねばならない。対戦相手のクワタクラブさんについては、いまいちデータ不足。ただ、墨東大会にも推薦されているチームのようで決して侮れない。
さてフタを開けてみると、これがとんでもないチームだということに気づかされた。＾＾；
相手の高野投手の見事な腕のしなりといい、球速といい、伸びといい、いずれも草野球界ではなかなかお目にかかれぬ超一級品だ。結果を先に記すと、６イニングス１８個のアウトのうち、実に１３個もの三振を奪われてしまった。＾＾；
おまけにノーヒット…。完膚なきまでにやられた。スコアは惠谷の力投の甲斐もあって、２−１という最少得点差ではあったものの、内容的には完敗。
展開はというと書くのも憚れるが、初回、先発の惠谷が四者凡退に打ち取ると、中防は渡邊が三振、中川はセーフティを試みるもサードゴロ。齋藤健も三振。
２回は安打と齋藤健の失策で二三塁のピンチを招くも、惠谷がピーゴロ、三振と踏ん張り無失点に切り抜ける。中防は小川三振、坂内は２−３から見極めて四球。その坂内がパスボールで二進するものの、惠谷三振、五十嵐がサードゴロ。
３回の守りは１番からの好打順を迎えたが、先頭を四球で歩かせると、２番打者にライト頭上を越える二塁打で先制。３番を三振で一死後、４番には右中間を破られ２点目。しかし後続をピーゴロ、サードライナーで切り抜ける。中防は江本三振、上西三振でツーアウト。しかしここから、渡邊が四球で出塁すると、ピッチャー牽制が悪送球となりテイクツー。二死ながらも三塁のチャンスだ。ここで中川はワンバウンドになる球に空を切り、空振りの三振〜！と思いきやキャッチャーが弾いたボールがネットを越えていく…。振り逃げが成立し、渡邊が生還。１点を返す。打席に入る齋藤健は「ネットを越えた時点で、テイクツーだから中川は二塁へ行けるのでは？」と聞いてみたが、これはテイクツーではないそうだ。…よくわからんな〜。しかしその中川がセカンドへ盗塁を決め、なおもサードへも盗塁。これは、ＧＭとしてはラン＆ヒットのサインだったそうだが、打席の齋藤健は無反応。中川がサードで封殺され、この試合最後となる中防のチャンスは潰えてしまう。
４回は7番をライトフライ、８番をサードゴロ、９番をショートフライ。中防は齋藤健捕飛、小川三振、坂内捕邪飛で三者凡退。
５回は１番をセカンドフライ、２番をショートフライ、３番を三振で三者凡退に抑える。しかし中防も惠谷三振、五十嵐一飛、江本三振で三者凡退。
最終回となる６回には４番にライトオーバーのヒットを打たれ、５番はセカンドゴロ。ここで捕球体制に入っていたセカンド中川と一塁走者が交錯！中川は転倒しながらもファーストへ送球し、とりあえずファーストアウトは確定し
といて「タイム」。中防は守備妨害をアピールしたが、これは認められず、試合を止める前のファーストアウトのみが採用され試合は流れる。しかし６番に四球を出したものの、後続を三振、ショートフライに打ち取り、なんとか事なきを得る。 その裏の中防は代打阿相、渡邊、中川と見事に三者三振で締めくくられてしまい、ゲームセット。
試合前、相手チームを「平均年齢が高いチーム」という印象を持って臨んでしまったが、実は好投手を擁するとんでもないチームだった。＾＾；
打線もおそらく驚異的なのだろうが、それを惠谷は直球で押しまくり最大限防いで、よく２失点に収めたと思う。これで区民大会も終わってしまったが、気を取り直して、城東とダウンタウンとＧＹ○ＳＥＩ戦（伏字になってない）に心血を注ごう！
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