第36戦 7月17日(日) 13:30〜  夢の島4面 区民大会2回戦 VS 江南睦会(1勝0敗0分)

TEAM

TOTAL

江南睦会

   
中防トンネルズ ×    

中 防

1回

2回

3回

4回

打点

盗塁

失策

渡邊 昌一 8 四 球   死 球  

中川 大輔 6 投ゴロ   四 球  

齋藤健太郎 1 三 振   四 球  

小川 悦哉 3   四 球 三ゴロ  

惠谷 譲司 5   左 飛 左安@  

五十嵐竹男 9   四 球 三 振  

江本  隆 2   三 振   三 振

齋藤 能之 7   三ゴロ   三 振

浜田 雅彦 4     ニゴロ 中 飛

勝敗

投 手

投球回数

打 者

被安打

四死球

失 点

奪三振

備 考

齋藤健太郎 5回 21 10勝1敗2S


寸評:「江東区民大会 好発進!」

  梅雨も明けようかというこの日、前々日まで予報は雨だったが、なんといっても今年は天候には恵まれる命運にある。今年の場合、降雨確率も50%くらいなら希望が持てるというもの。

 昨年は出場しなかったが、今年は2年ぶりに区民大会に出場することになった。ゴッドハンドの異名をとる鈴木太が抽選のくじを引かなかったおかげで?とりあえず無事に出場にこぎつけることができた。城東BSLのミーティアーズさんが優勝したり、ルーキーズさんが3位に入ったりと、親睦のあるチームが優秀な成績を収めていることもあって、我が中防も好成績を 残して肩を並べることができれば、と思っている。GMからは試合前、「この大会は本気で勝ちに行く」という言葉があった。

 さて、初戦の相手は江南睦会というチームだ。主だったデータはないものの、例年ベスト8くらいまで残っているようで、野球のレベルはまあまあなのだろう。しかしフタを開けてみると、想像以上に個人レベルの高さが窺えた。

 試合は初回、先発の齋藤健が2つの四球で塁を賑わせてしまうものの、なんとか無失点で切り抜ける。その裏の中防は渡邊が四球で歩き出塁。ここで相手投手が牽制悪送球!渡邊は二進後、勢い余って三塁も窺うが、これは明らかな暴走!二三塁間に挟まれ、タッチアウト〜!^^; 貴重な先制のチャンスが潰えてしまう。

 初回の攻防が終わった時点で、それぞれの心理状況を推察すると、江南「いつかは捕まえられる」、中防「貴重なチャンスを逃してしまい、嫌な雰囲気だ」といったところじゃなかろうか…。

 2回表を三者凡退に切り抜けると、先頭の小川が四球で出塁。ワイルドピッチで二進すると、相手ピッチャーはこの小川が気になって仕方がない様子。小川の足が速くないということはもちろん知らないが、あれだけ毎球スタートを切られると嫌なもんだろう。その影響もあってか五十嵐四球+ワイルドピッチで二三塁のチャンスをモノにする。しかし江本は三振に倒れてしまい、ツーアウト。打席には齋藤能。ここで相手投手が二段モーションを起こしてしまい、ボ〜〜〜ク!貴重な先制点をあげることに成功!^^

 3回は一死から渡邊が死球で出塁。すかさず2球目に盗塁を試みる。相手キャッチャーの強肩ぶりは練習段階から脅威だということがわかっていたが、「我、全く関せず」の渡邊は余裕で二塁を陥れる。この時、キャッチャーからの送球が後ろに逸れる。しかもセンターもこれをなんと後逸〜!渡邊は楽々とホームイン!貴重な追加点!なおも中川にこの日5個目の四球を出したところで、相手ベンチは一人相撲になっていた投手を交代させる。なおも齋藤健四球で4番小川はサードゴロ。二死一三塁になったところで、5番恵谷が三遊間へ貴重なタイムリー!中防オリジナルの時間差攻撃を成功させる。中防にとってはこの恵谷のヒットが最初で最後のヒットだった…。なおも一二塁で、小川がスタートを切る。五十嵐はまるでエンドランであるかのようなスイングを見せたが、後から聞いてみると単なるスチールのサインだったそうな…。^^; 二三塁とチャンスは広がったものの、惜しくもこの打席は三振。

 4回表、ショートとセンターの間に落ちるテキサスヒットで無死一塁。なおもライト線にツーベースを打たれ、無死二三塁のピンチ。ここで三振で一死後、7番打者はサードゴロ。恵谷から小川へ矢のような送球!その間に三塁走者がスタート!しめしめ、タイミングは余裕でアウトだっだっだっ…、たのだが、小川の送球は、まるで恨みでもあったかのように相手ベンチへダイレクト送球!テイクツーが採用され、二塁走者も還ってしまう…。^^;

 1時間半というルール上、最終回となる5回。二死からライトへのフライ。余裕で取るそぶりを見せる五十嵐。試合終了かと思いきや、打球は頭上を越えていく。^^; ランナー二塁となり、ショートゴロ。中川からの送球はワンバウンドとなったが、なんとかこれをショートバウンドで処理し、勝利を収めることができた。

 久々の区民大会は、ドタバタしながらも初戦突破。こういうことはこれまでにも何度も書いてきたが、個々の能力は向こうが上だったかもしれない。しかし終わってみれば中防が勝利。向こうのほうが上手いのだが、「中防よりもちょっと強い」というチームを負かすのは中防の得意とするところでもある。この試合ではやっぱり総合的に見て中防が格上だったのだろう。江南さんは「偶然にも」ボークや悪送球が連発してしまったように見えるが、草野球の場合、ミスやエラーもすべて含まれて、その試合の相対的な優劣が決まってくる。だから1安打といえども白星が転がり込んでくるのだ。今回は「四球・盗塁・失策」という得点に至る確率が最も高い三大要素が中防に味方した。
 

 

MVPポイント

渡邊 昌一 ★★ ( 何者をも恐れぬ勇気で突破口を見出す、2つの四死球 )
惠谷 譲司 ★★ ( 3回、決勝点となる貴重なタイムリー!チーム唯一のヒット! )
齋藤健太郎 ★ ( 毎回の6奪三振で今期10勝目! )

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