寸評:「イッタ、イッタ〜!春の珍事」
さて、第2試合。相手は初対戦のネッツさん。この試合、とんでもないことが起こる。マウンドに上がったのはキャッチボール投法のサウスポー吉田。球威がないくせにコントロールがいいものだから、バッティングピッチャーには最適の存在だ。
試合は初回、一死一三塁から先ほどの試合の汚名返上とばかりに4番小川がサードへ強襲安打。これで2点を先制すると、2回にも渡邊のタイムリー、3回には安藤のスクイズ失敗もあったが、5回にも中押しでトータル4点を奪う。
キャッチボール吉田だが、初回を三者凡退に抑えると、これが駄馬の先走りと思われたが、あれよあれよと7イニングスを投げて無失点。え?完封?競馬で俗に言う「イッタ、イッタ〜」の形で抑え切ってしまった。しかも!特筆すべきは味方が7つのエラーを計上していること。毎回のようにエラーを重ね、まるで吉田の完封を阻止したいかのような足の引っ張り方だ。しかし、要所要所を締め、終わってみれば初完封勝利だ!現時点での首位打者も死守し、今年の吉田は一味も二味も違うというところを見せつけた試合だった。
あんまり良過ぎるので事故にでも遭わないか心配だ。そういえばこの日、天体で地震雲と思われる空模様だったようで目撃者が多数出たそうな。不吉な予感…。^^;
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