寸評：「ボロボロ･･･、嗚呼９失策」
今日の第一試合は江戸川区のＢｌａｃｋ
Ｒａｉｎさんだ。とにかく礼儀正しくてマナーのいいチームさんだった。ＨＰを拝見すると江戸川区の大会でも常にいい成績を収めており、勝率も非常に高い！しかしながらとっても謙虚で今後も
ぜひ末永くお付き合いさせていただきたい。
試合は初回、まず先頭の渡邊がレフトへポテンヒットを放ち出塁。すかさず盗塁すると２番浜田は右打ちで走者を三塁へ進める。こういうバッティングはある意味、ヒットよりも価値があると思う。続く３番涌井はきっちりと渡邊をスクイズで迎え入れる。そして４番小川が２戦連発
となる左中間を深々と破るツーランホームランを放ち３点を先制！あまりに理想的な攻めだった…。
しかしその裏、先頭を四球で歩かせると盗塁を決められ、送りバントを小川が一塁へ悪送球。これがこの試合のボロボロな守備の鼻緒となる…。続く二塁ゴロを今度は浜田がポロリ。先制を許し、ここで４番に会心のレフト前タイムリーヒット。後続は阿相が投ゴロ、三振、三振と力づくで抑え、なんとか２点に食い止める。
中防は２回、齋藤能のサードへの内野安打、阿相の死球などで二死二三塁にすると浜田のピッチャーゴロを悪送球！おまけのように２点を加えることが出来た。
３回裏、先頭にライト前ヒットを打たれると、ここから悪夢が始まる…。まずはサードゴロを五十嵐がエラー。続くショートゴロを坂内が悪送球。なおもサードゴロを五十嵐がエラー。一死後、またもや五十嵐が悪送球。この時点で同点。最後にはキャッチャー涌井の前にスクイズを決められ、ついに逆転を許してしまう。
すぐさま中防は２つの四死球で二三塁のチャンスを作る。ここで３番涌井がセンター前へ弾き返す！三塁走者の阿相はホームイン、二塁走者の渡邊も本塁へ突入～！しかしタッチアウト～！惜しくも同点どまりだ。試合はこの後膠着する。
最終７回。中防は相手４番手ピッチャー（チーム代表者？）の前に三者凡退。その裏、一死後五十嵐がこの日４個目のエラーを犯すと、ＧＭはたまらずサードへ齋藤健、セカンドには自ら入り守備固めをする。ピッチャーゴロで二死までもっていくが、最後は相手チーム代表者の方の打球がショート後方へ…。これがサヨナラとなり、万事休す。
この試合、実に９つものエラーを出した。これでは勝てるわけがない。９つもの取れるはずのアウトが取れないということは、投手阿相にしてみれば３イニングス分も余計にアウトを取らねばならないということで、これは非常に過酷だといえよう。ただ、エラーは誰しもしようと思ってするものではなく、そういう意味では仕方のないことだ。エラーを恐れて手足が引っ込んでしまわないように注意したい。試合前のキャッチボールを侮ることなかれ。
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