寸評:「満塁からの走者一掃3連発!」
この日は1試合の予定だったが、試合後にC面からお誘いの声がかかった。場内指名のようなこういうことは過去にもよくあるパターンだが、中防はだいたいこういうときにかな〜り前向きに検討する。要するに可能な限り野球がやりたいということだ。審判さんからも「好きだね〜」と苦笑された。^^;
とにもかくにもピッチャーとして齋藤健がまだ未使用ということもあったので急きょ練習試合をさせていただくことになった。
試合は初回、先頭の宇佐美が四球で出塁。2番GM菊地が中前安打で続き、3番キャップ涌井がこの2人を送る。今期初打席トリオの3人で一死二三塁というチャンスを演出してくれる。しかし今期の打の柱と期待される小川、坂内がこれを還せずに終わってしまう。ちょっとイヤな雰囲気。
2回も先頭の阿相がヒットで出塁すると、盗塁&それが悪送球となり無死三塁。ここで齋藤健の当たりは浅いライトフライ。阿相はタッチアップを敢行するが、ホームで憤死!この回も無得点に終わる。かな〜りイヤな雰囲気。
たいていこういうときは相手方に得点が入る。連続四死球で無死二三塁というピンチを背負うと、ショートゴロを坂内がフィルダースチョイス。なおも一死一三塁の場面で、牽制の偽投でランナーをおびき出したまではよかったが、これも呼吸があわずに失点に結び付けてしまった。
しかし3回表、いきなり相手投手の制球が乱れる。6つの四球を集め、押し出しだけで逆転に成功。なおも満塁で齋藤健が走者一掃のスリーベースを放ち今期初ヒットを記録。
4回も4つの四球で1点を加えると、小川がグランドスラムホームラン!このホームランは今期チーム一番乗りでもあった。
5回にもキャップ涌井が満塁から走者一掃のレフトオーバーツーベースを放ち、トータル17得点を奪うことができた。とはいうものの、実力差はむしろ互角の印象で、相手投手の大崩れがなければどのような試合展開になっていたかわからないというのが正直なところだ。最終回にスクイズで点を取るあたり、決して悪くないチームだということをうかがわせる。3回に押し出しにより逆転できたということで気持ちに余裕が出来た。それがなければ一体どうなっていたか…。マイティダックスさんとは2/27に再戦の予定だ!
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