寸評:「白熱投手戦」
風もなく暑過ぎもなく絶好の野球日和でのダウンタウンリーグ第
3節。対戦相手はDr.Rさん。過去のリーグ成績が物語るように実績ある強豪チームさん。中防とは過去3勝3敗と五分の星勘定。 キャップ菊地は今シーズン、「DTL」は齋藤健、「JBL」は阿相をメインにと決めている。ここ「DTL第3節」ももちろん齋藤健をマウンドに送る。
初回、齋藤健は相手の攻撃を内野ゴロ3つに打ち取り上々の立ち上がりを見せる。
その裏、中防は先頭渡邊がツーナッシングと追い込まれるも良い選球で四球出塁すると大きなリードで相手投手を揺さぶる。牽制球が少し逸れ弾かれたボールは一塁手の背中足下に…一塁手はこれを見失っている。渡邊すかさずスタート、タイミング的には際どかったが慌てた一塁手からの送球が悪送球となり外野へ転々。するとここでも躊躇なく次塁を狙い見事三塁を陥れる。果敢な走塁でチャンスをつくりあげた。
2番浜田が三飛に倒れると3番涌井の初球にスクイズを選択。見事に決まり先制点ゲット。
キャップ菊地は3点以内の勝負になると予測していたがまさかこれが決勝点になろうとは…
以降も完全に投手戦。両チーム合わせて安打4本(うち3本は内安打)という内容。初回の1点を守りきった中防に軍配があがった。四球も少なく引き締まった試合で1時間20分で7回終了というゲームだった。
1点勝負を感じたDr.Rさんは中盤以降何度か送りバントを使ってきた。これをすんなり成功させなかった部分が流れを相手に渡さなかった大きな要因だったと思う。一方の中防は初回にきっちりスクイズを成功させた。
この試合での勝因はそんなところにあったように思う。今後も一つ一つの組織プレーの重要性を全員が認識することで僅差勝負を勝ち取っていこう!
齋藤健はここ最近で一番良かったように見えた。何より無四球が素晴らしい。
齋藤健は第4回DTLで消化している3試合全てに先発完投しているわけだが実に21イニング失点ゼロ。残り2試合も頑張ってもらいたいところだがここで欠かせないのがバックのサポート。声を出し、1球1球集中し、頭を使って盛り上げていこうではないか。
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