寸評:「城東BSL第8節は辛勝・・・」
さて、本日2試合目は城東BSLの第8節。対戦相手はチームジョニーさん。対戦時点では最下位のチームさんだ。こういう試合は決して落としてはならない。しかし過去中防はこういうチームにえてして苦戦してしまっているのだ。果たして今回は?
試合は初回、阿相が2与四球も0点に抑える。
その裏、一死後3連続四球で満塁のチャンスをいただく。しかし、齋藤遊撃フライ、涌井二塁ゴロと、「昔の名前で出ています」コンビが抑えられ無得点。通算打点1位、2位コンビであれば、是が非でも還さなくてはならない場面だった。・・・否応にも暗雲が立ち込めてくる。
2回、やはり好機を逸するとこうなるというお手本のような展開。先頭打者に右越えをあびると、二死後、左翼山下の頭上を越える適時三塁打をあびる優part2。その後四球で一三塁にすると、牽制の悪送球の間にさらに1点。さらに四球後、中堅前適時打をあびる優part3で都合3点を奪われる。
その裏、またも3連続四球で無死満塁の好機をいただく。ここでワイルドピッチの間に三塁走者山下が果敢に本塁を狙うものの、惜しくもタッチアウト〜!タイミングはビミョ〜だったが仕方ない。なおも渡邊が死球をぶつけられ満塁にしてくれるのだが、坂内は二塁へのフライ。また点が入らないのか?と空気が沈みかけたところで矢内の打球は三塁手を襲うUFO打球!誰もがそこに黒川の存在をはっきりと見た!UFOボールから「みなさんお元気で〜」という声まで聞こえた!(ような気がする
^^;)その結果、三塁手のグラブを弾き打球は外野へ。これで二者が生還。なおも四球で満塁にすると、秦投手が(これまでもずっとそうだったが)大きくふりかぶる。三塁走者の渡邊は当然のようにホームスチールのタイミングでスタートを切る。慌てた秦投手は投球動作をやめてプレートを外してしまった。「ボーク!」。これで同点。
3回以降は阿相も立ち直り、無失点に切り抜ける。
中防は全イニングにおいて、とりあえず四死球で満塁にしてもらうという、サドンデスのように過保護な内容だったため、勝ったというより勝たせていただいたという結果だった。ボークや押し出し、失策などなければ内容的には敗戦でもおかしくない。
黒川の遺言を受け取った矢内の4打点がチームを救った・・・。ありがとう黒川恭道。おれたちはおまえの(手がヘンな曲がり方をしていることや、真冬の極寒のさなかにメッシュのユニフォームの下に何も着ないで来た)ことを決して忘れない。^^
チームジョニーさんはとにかくマナーがよく、試合後もベンチまで来て全員で挨拶をしてくれるなど、好感の持てる清々しいチームさんだった。中防はこれで通算150勝を飾った。
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