寸評：「辛勝･･･」
城東ベイサイドリーグの第
７節。対戦相手は住友電工ダイナマイツさん。試合は住友電工さんの２人の軟投派投手にとてもてこずる展開になった。左翼の守備につく筆者だが、外野陣がみな年寄り勢だったので、ちょっとヤな気分だった。＾＾；
殿堂入りを果たした３人も近年の衰えは顕著である。 初回、住友電工さんの攻撃。一死から四球で出た走者をパスボールで進塁させた後、３番打者に中前に運ばれる。捕球した菊地はバックホ～ム！も間に合わず先制点を献上。
中防は軟投派の横山投手の前に凡打の山を築く。しかし３回。一死後、阿相が右翼越え二塁打で出塁すると、二死後、突如横山投手の制球が乱れる。四球、四球、死球の押し出しで同点。ただ上西は３球粘った末の四球だ。これは大きかった。
４回以降、毎回先頭打者を出塁させるも本塁が遠い展開になる。４回は坂内のバントヒット。５回は上西の左翼越え二塁打。しかしこの先頭打者を還せずに、イヤ～な雰囲気が中防ベンチに漂う。
６回の中防。先頭の涌井が死球で出塁すると、浜田の送りバントが２塁封殺。走者が入れ替わって浜田が二盗、三盗と成功させる。前打席でスクイズを失敗した阿相が今回はスクイズを決めて逆転に成功。
７回の中防の攻撃時、浜田の生涯初本塁打や小川の三遊間を破る適時打などで大量５点を奪ったが、途中で時間切れとなってしまった。公式記録では６回に遡られるため、スコアは２－１での勝利となった。
この城東ＢＳＬでの勝利の中でも最もシンドイ勝利だった。しかしバントヒット×２、スクイズ、盗塁により勝ち星を引き寄せることができた。無策であれば、この勝利はなかったろう。打てないとわかった以上、とにかくかき回すことに頭を切り替え、進塁打やバントを多用し始めたという、試合巧者な点で中防に軍配が上がったという印象だった。とりわけ幻の本塁打を放った浜田は、バントミス以外は全打席において内容も良く、日頃の努力が垣間見えるようだった。走塁面でもスピードがあり、６回の二盗、三盗は見事だった。バントミスも結果的にミスってくれなければ、あの１点もなかったのだと思うと複雑な心境にもなる。＾＾；
城東ＢＳＬも残り４戦（ミーティアーズ、ワンダーウルフ、桜自転車、チームジョニー）だ。
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