寸評:「シーソーゲーム」
城東ベイサイドリーグの第
6節。対戦相手は江東区1部で活躍中のアスリーツさんだ。天候は曇り空で、あまり暑さを感じないくらいのちょうどいい気候だった。
初回、中防の攻撃が無得点に終わると、ノーヒットノーラン宣言をしてマウンドに上がった阿相は1番打者にいきなり初球を左翼前に痛打されてしまう。目標は一瞬のうちに消える。しかし後続を抑えてなんとか無失点。
2回、先頭の小川が痛烈な当たりを左翼前に運ぶが、相手左翼手はなんとこれを後逸!鈍足小川は一気にホームに還り、先制点をゲット!
3回、先頭の浜田が遊撃への内野安打で出塁する。入部以来、打撃不振に喘いでいた坂内はここで会心の当たりを左翼へ弾き返し初安打を記録!この一死一三塁で、副キャップは迷わずスクイズのサインを送る。これを齋藤は一塁線上に止まるほど完璧に決め、内野安打。なおも二三塁とするが、後続は連続三振で断ち切られる。
4回、ここまで苦しみながらも零点に抑えてきた阿相だが、先頭打者を左中間への二塁打で出塁させてしまう。一死後、再度打球は中堅へ。ライナー性で難しい打球ではあったが、最終的に宇佐美の足元に落ちる打球をバックした上に後逸し、打者走者まで還してしまう。同点だ。
5回、この回から相手投手もスイッチ。渡邊からの好打順だが、連続四球で無死一二塁。齋藤は送って一死二三塁。矢内の打席中、三塁走者の渡邊は、パスボールで生還!際どいタイミングだったが、積極果敢にヘッドスライディングして勝ち越しの本塁を踏んだ。その矢内は四球を選び、なおも一三塁で小川は浅い右翼飛球。阿相が四球で満塁にすると、イブシ銀涌井登場。しかしあえなく遊撃ゴロに倒れ、この回は1点止まり。
その裏、こちらも負けじと、お返しに連続四球チャンスを与える。一三塁の場面で一塁走者が飛び出す。坂内も反応よく声を出し、これを刺殺。一死三塁になったところで三塁側に転がるボテボテの投手ゴロ。阿相が捕って、三塁走者を牽制し一塁へ。ここで三塁走者がスタートしてホームイン。再度同点にされる。気を取り直していきたいところだが、更に四球で走者を出すと、相手6番打者に、左翼へ特大(ワンバウンドでフェンスに)の三塁打を打たれる。逆転・・・。^^;
しかしすぐさま6回、先頭の宇佐美が期待外れに中堅へのクリーンヒットを放つ。浜田の叩きつけた打球は内野安打となり一三塁。ここで期待の新人渡邊は見事に左翼へ弾き返す!再度同点!なおもこのプレイの際、一塁を大きくオーバーランしている渡邊を刺そうとして投じられた球が悪送球となり、浜田もホームイン!更に渡邊は三塁が空いているスキに三塁まで進塁する。お見事!このチャンスで、坂内、齋藤と連続内野飛球という最悪の結果で二死になる。矢内は四球で小川が打席に。ポカスカと左翼ファールグランドにデカい当たりを放つ。ベンチでは、あぁ、「三振前のバカ当たり」ってやつだな・・・と誰もがイヤな予感を抱いていたところだったが、左翼に会心の安打を放ち、追加点をゲット。
その裏は、2つの四球と安打で満塁にされる。今日誕生日の阿相は、1本出れば、同点、サヨナラの舞台をキッチリと演出する。しかしなんとか相手4番打者を三振に斬って取り、激闘にピリオド。阿相のバースデー勝利はおめでとう。坂内も片目が開いて、おめでとう。チームも城東BSL5連勝でおめでとう!
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