第24戦 7月27日(日) 10:00〜
夢の島7面 江東区民大会 VS セキエイ(1勝0敗) |
TEAM |
1 |
2 |
3 |
4 |
5
|
6 |
TOTAL |
中防トンネルズ |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
セキエイ |
0 |
0 |
1 |
0 |
0
|
0 |
1 |
|
順 |
中防 |
守 |
1回
|
2回
|
3回
|
4回 |
5回 |
6回 |
打点
|
盗塁
|
失策
|
1
|
土田 亮 |
6 |
三 振 |
|
|
二ゴロ |
|
投ゴロ |
0
|
0
|
0
|
2
|
安藤 誠
|
7 |
投ゴロ |
|
|
三 振 |
|
三内安 |
0
|
1
|
1
|
3 |
斉藤健太郎 |
1 |
三 振 |
|
|
二ゴロ |
|
投内安 |
0 |
1 |
0 |
4 |
小川 悦哉 |
4 |
|
投ゴロ |
|
|
三 振 |
三 振 |
0 |
0 |
1 |
5 |
矢内 隆浩 |
9 |
|
三 振 |
|
|
二ゴロ |
遊ゴ失 |
0
|
0
|
0
|
6
|
鴫原 道雄
|
8 |
|
三 振 |
|
|
左 飛 |
二 飛 |
0
|
0
|
0
|
7
|
三和 孝行 |
3 |
|
|
三 振 |
|
|
投飛失 |
0 |
0
|
0
|
8 |
上西 弘晃 |
2 |
|
|
三 飛 |
|
|
投ゴ失 |
0 |
0 |
0 |
9 |
五十嵐竹男 |
5 |
|
|
三 振 |
|
|
中本B |
3 |
0 |
1 |
|
勝敗 |
投 手 |
投球回数 |
打 者
|
被安打
|
四死球
|
失 点
|
奪三振
|
備 考
|
○
|
斉藤健太郎
|
6回
|
24
|
3
|
2
|
1
|
9
|
6勝3敗2S
|
|
順 |
セキエイ |
守 |
背 |
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
打点 |
盗塁 |
失策 |
1 |
山本 |
5 |
1 |
三 振 |
|
中安@ |
|
三ゴロ |
|
1 |
1 |
0 |
2 |
松野 |
6- |
23 |
二ゴ失 |
|
三 振 |
|
|
|
0 |
0 |
0 |
|
関 |
PH |
|
|
|
|
|
|
三ゴ失 |
0 |
0 |
0 |
3 |
白内 |
2 |
12 |
三 振 |
|
三 振 |
|
|
三 振 |
0 |
0 |
0 |
4 |
藤井 |
9 |
24 |
投ゴロ |
|
左 飛 |
|
|
左前安 |
0 |
0 |
0 |
5 |
木内 |
1 |
29 |
|
三 振 |
|
二 飛 |
|
三 振 |
0 |
0 |
2 |
6 |
関本 |
7 |
30 |
|
三 振 |
|
一邪飛 |
|
右 飛 |
0 |
0 |
0 |
7 |
本田 |
3 |
10 |
|
四 球 |
|
三ゴロ |
|
|
0 |
1 |
0 |
8 |
中村哲 |
4- |
7 |
|
三 振 |
|
|
中 飛 |
|
0 |
0 |
0 |
|
中村宏 |
-? |
|
|
|
|
|
|
|
0 |
0 |
0 |
9 |
佐藤 |
8 |
8 |
|
|
左前安 |
|
死 球 |
|
0 |
0 |
0 |
|
勝敗 |
投 手 |
投球回数 |
打 者
|
被安打
|
四死球
|
失 点
|
奪三振
|
備 考
|
● |
木内 |
6回 |
24 |
3 |
0 |
5 |
9 |
|
|
寸評:「Dramatic Miracle!」
今年の梅雨はやけに長く、7月末になってもいまだ寒い日が続く今日この頃。しかしこの日はホント〜〜〜に久しぶりに太陽を
拝むことができた。朝から非常に気持ちいい。さて江東区民大会第3回戦。対戦相手となるセキエイさんに対するデータはなか
ったが、1回戦、2回戦ともに1失点で勝ち上がってきているため、大まかな印象ではおそらくディフェンスのチームだろうと試合
前に話していた。試合前の投球練習を見る限り、なるほど一目でわかる好投手だ。
先攻は中防。今年4割台の打率が示すように阪神今岡ばりの驚異的な牽引力でチームを引っ張ってきた1番打者土田が珍し
く三振を喫して試合が始まる。2番安藤はセーフティバントを試みる。タイミングはどう見てもセーフだったが判定はアウト。試合
の風向きはセキエイさんに流れていることを早くも感じさせられる。続く斉藤もあえなく三振。
その裏、一死後二塁への高いバウンドのゴロは小川がタイミングを見誤って頭の上を越されてしまう。雨後のグランドは固か
った。しかし斉藤は後続を三振、投ゴロに抑える。この時点でこの試合は投手戦になることが予想される。
中防は2回も完璧に抑えられる。相手投手の木内さんは球にスピードがある上にコントロールが抜群だった。特に序盤は甘い
コースには“一球たりとも”来ないという印象。
ていうか来なかった。過去中防が約180戦ほど対した投手の中では間違いな
く5本指には入る好投手といえよう。その裏、斉藤がやってはいけない“二死から四球”を出してしまうものの次打者を三振に切
ってとる。
3回も完璧に抑えられる。二死後の五十嵐の三振があわや振り逃げだったがそれがチャンス!と思えるほどの抑えられよう。
その裏、先頭打者の相手9番打者に三遊間を抜かれる。打順に相応しくない鋭い打球。これを左翼手安藤がファンブルする
間に二塁に進まれ、無死二塁というこの試合最初の大きなピンチをむかえる。すかさず斉藤─土田のアイコンタクトによる得意
の牽制を敢行する。タイミング的にはアウトに思えたが、惜しくも落球して刺殺を逃す。次の球、投手斉藤が自覚症状ありのボ
ークを犯してしまう。無死三塁。こりゃ1点は仕方がないという展開。スクイズを警戒しながら投じた球をキレイに中前に運ばれ、
先制を許してしまう。この走者に盗塁を決められてなおも無死二塁。木内投手相手に2点を献上しては試合が決定してしまう。
ここで斉藤も踏ん張り二死をとるが、4番打者の当たりは魔の三角地帯、やや左翼寄りへの飛球。土田と安藤両者が懸命に追
いかけ、際どいところで安藤が捕球する。このワンプレーがもし安打になっていたら中防の勝利はあり得なかっただろうと思われ
る。野球の神様は中防に首の皮一枚つなぐ猶予を与えてくれたのだ。
打順の良い4回も中防は走者一人出すことができない。しかしその裏も6球にて三者凡退に切ってとる。
5回、中防が誇る重量級トリオも完璧に抑えられ、ここまで木内投手にパーフェクトピッチングを許す。まさに手も足もでないダ
ルマ状態。その裏も最も怖い相手9番打者に死球を与えるも、牽制でキッチリ刺殺し三者凡退に切ってとる。
6回、大会規定によると100分経過時点で次イニングに入れないことから、おそらく最終回になるであろうことが予想された。
勝利の前になんとか同点、・・・いやとりあえず完全試合という不名誉な記録だけでも崩しておきたい中防はベテラン三和からの
攻撃。
2球目を打ち上げると平凡な投手への飛球。まずは一死かと思われたが、これをグラブの土手に当てまさかの落球〜!!な
んとか完全試合を逃れるが、これがまず1つめのミラクルだった。次打者の唯一三振のない上西はとにかくグランドの右半分
へ転がすことのみに集中した。しかし、はかなくもその右半分の最も左寄りに打球は転がる。つまりは投手ゴロ・・・。さばいた木
内投手は二塁へ送球!打者走者の上西の足の速さからして最悪のケースは併殺だ。ここで中防は2つ目のミラクルを引き
寄せる。針の穴をも通す木内投手が遊撃手の頭を越す暴投を犯してしまう
のだ!投飛、投ゴロで無死一二塁という神懸か
り的な結果を残す東洋建設コンビ。ここで9番打者であれば野球のセオリーでも中防のセオリーでも100%バントで走者を
進め、一死二三塁にしておきたいところだ。
しかし打者五十嵐は初球、二球目ともにバントを決められない。ここでヒッティングにサインが切り替わる。最も新米の五十嵐
が早々と退部を覚悟したというこの打席、野球の神様はフルスイングした五十嵐のビヨンドバットの真っ芯に球を当ててくださる
。火の出るような鋭い打球は左中間の最深部にまで及び、これが3つ目のミラクル、劇的な逆転3点本塁打となるのである。
・・・さて、走者が一掃されては普通ここで流れが切れるところではあるが、一死後安藤が初球、完璧なセーフティを三塁前に
転がす。続く斉藤もこれまた初球をセーフティ。浮き足立つセキエイさんを掻き回す。その後4番小川のときにエンドランを敢行。
惜しくも三振に倒れたが、重盗となり二三塁。5番矢内の痛烈な打球は遊撃手の悪送球を誘い2人の走者が返ることになる。
あわや完全試合がなんと打者一巡・・・。しかも5得点・・・。でもこれが野球なんだとしかいいようがない・・・。
その裏、斉藤は不安定な投球で2人の走者を出してしまうが、なんとか無失点に抑え、区民大会4回戦進出を決めた。
斉藤は入部4年目ながら意外にも区民大会初登板で初勝利。次の対戦相手は昨年準優勝チームのカーペンターズさん。
トップレベルのチームを肌で感じることができるはず。ここまで来れればもう区民大会に思い残すことはない・・・。^^;
|
MVPポイント |
五十嵐竹男 ★★ (
最終回、起死回生の逆転3点本塁打!! )
斉藤健太郎 ★ (
6回を9奪三振1失点 ) |