寸評：

　　今年の第２戦目は実力者揃いの砂町ドンフェイスさん。初回を０点に切り抜けその裏の攻撃。先頭の土田が中前に弾き返しすかさず二盗、と

　いいムード。しかしここで土田は気持ちが先行してしまい、相手の牽制に見事に引っ掛かり挟殺プレイでタッチアウト！　３回表の砂町の攻撃、

　２つの四球にワイルドピッチが重なり一死二三塁、打球は一塁手涌井の手前へフラフラと上がる打球。これを涌井が弾き満塁。続く三ゴロを小川

　が失策し１点。続く投ゴロを岸田が失策し２点目。続いて押し出しの四球で３点目。続く三ゴロを本塁へ送球も土田が弾いて２点追加の５点。と

　被安打ゼロながらも４失策に２つのワイルドピッチ、四球３つを重ねて５点を献上しビッグイニングとしてしまった。

　中防は相手の失策による１点を奪っただけで打線も沈黙。両チームともその後は拙攻が目立ち、終わってみれば３回の大量点が響いた結果に

　なった。

　　この試合、齢３６を前にして１０イニングスを完投したチーム最年長の岸田投手には頭が下がる思い。また小川への打球が実に１５個（うち３失

　策）と、新人三塁手にとっていい守備練習になった模様。スローイングに不安が残るものの、本人も割り切ってワンバウンド送球に終始。打撃と

　ともに今後に期待。土田が急造捕手だったり、シーズン開幕して間もないということがあったものの、（バッテリーエラーも含め）失策の多さが命取

　りとなった。また砂町さんは出てくる投手（４人）がみな好投手で打ち崩すことができなかった。

　　早く片目を開けたいものだ。白星カモン！

ＭＶＰポイント

岸田 宣幸　★　（ １０イニングスを完投 ）